校門にはたくさんの花や風船が手向けられた(写真:ロイター/アフロ)

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5月24日、米テキサス州南部にあるユヴァルディのロッブ小学校で銃撃事件が起こり、生徒19人と教師2人が命を落とした。

犠牲者の1人、4年生のジャイラ・シルグエロさん(11)は事件当日の朝、母親に「学校へ行きたくない」と懇願していたとThe Daily Beastが報じている。

祖母のリンダ・ゴンザレスさんの話によると、ジャイラさんは母親のヴェロニカさんに対して、前日夜から「学校に行きたくない」「ママといさせてよ」と頼んでいたという。

しかし、学年があと2日で修了することからヴェロニカさんはそれを許さず、叱りつけて翌朝登校させていた。

事件では、ジャイラさんのいとこのジェイス・カーメロ・ルエヴァノスさんも共に命を奪われた。

銃撃犯のサルヴァドル・ラモス(18)は現場で警官に撃たれて死亡したと、BBCなどが報じている。

ヴェロニカさんは「お酒も買えない18歳が、なぜ武器は買えるの? 私たちはこれをどう考えたらいいんですか」と前出のThe Daily Beastに疑問を呈した。

ヴェロニカさんは自身のFacebookに、「私のかわいいベイビーガール。あなたが恋しい。寂しくて仕方がないわ」とジャイラさんの写真を添えて投稿している。