リバプールの日本代表MF南野拓実【写真:AP】

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オンライン会見に対応、サウサンプトン戦で今季3点目奪取の活躍に言及

 日本代表の森保一監督が5月24日、オンラインでの囲み会見に応じた。

 6月のキリンチャレンジカップ、キリンカップの4連戦に臨むメンバーに招集されたイングランド1部リバプールのMF南野拓実が、リーグ戦で約4か月ぶりのゴールを奪った活躍にも触れた。

 南野は5月17日に行われたプレミアリーグ第37節サウサンプトン戦(2-1)で今季リーグ初先発を飾り、1点を追う前半27分、豪快にニアサイドを打ち抜く同点弾をマーク。リーグ戦で7試合連続ベンチ外が続いたなか、訪れたチャンスでしっかりと結果を残して見せた。

 今季は世界屈指のアタッカーが集うリバプールにおいて、熾烈なポジション争いを強いられた南野。シーズン終盤ではベンチ入りも果たせない状況が続いたなかで、リーグ戦では1月16日の第22節ブレントフォード戦以来、約4か月ぶりの今季3点目を奪った姿に、森保監督も「凄いのが出た試合で結果を出す、勝負強さを感じました」と、思わず唸った。

「プレミアのレベルで試合出て、足を釣つることなく90分戦える。普段からインテンシティー高いトレーニングをやっているんだと、プレーを見て素晴らしさを感じ取っています」

 リバプールはリーグ戦と並行して、(UEFA)チャンピオンズリーグ、国内のカップ戦も戦った。過密日程でのシーズンを過ごすうえでの南野の印象についても「あまり練習出来ないかと思ってみてましたけど、あれだけのコンディションを見ると、本人の工夫なのかな」と、語った。

 ここ数か月、公式戦での出番を減らしながらも、サウサンプトン戦のピッチで存在感を放った南野。日本代表のエースナンバーを背負うアタッカーの姿に対し、森保監督は期待の眼差しを向けていた。(FOOTBALL ZONE編集部)