タカラスタンダード株式会社の110周年記念ロゴシステムキッチン・バスを中心とした住宅設備機器メーカーのタカラスタンダード株式会社は、2022年5月30日(月)に創業110周年を迎えることを記念し、周年ロゴを制定した。デザインを手掛けたのは、大阪・関西万博の公式ロゴマークを考案したことでも知られるアートディレクター/グラフィックデザイナーのシマダタモツ氏。単に数字を並べただけのロゴマークではなく「シンプルで強いメッセージが伝わるビジュアル」を目指してデザインされている。タカラスタンダード株式会社は、1912年にホーローメーカーとして大阪市に誕生。1957年の流し台の販売を機に住宅設備機器市場に参入し、以後は60年以上にわたって独自の「高品位ホーロー」を生かした水回り機器を提供し続けてきた。今回、シマダタモツ氏がデザインした110周年記念のロゴは、「変わらないものを大切にしながら、未来に向けて“進化・変革”する」という思いを込めたもの。水滴をイメージした力強いアイコンで、“変わらないもの”としての角のない完全な形の「○」が変化して、新しい完全な形(コトやモノ)の「○」が生まれるプロセスが表現されている。シマダタモツ氏が提案したいくつかの候補案の中で、このロゴマークは、タカラスタンダード株式会社の社員投票の結果「ダントツで1位」に選ばれた。デザインが完成するまでの発想タカラスタンダード株式会社
URL:https://www.takara-standard.co.jp/
2022/05/23