クルマに興味がない人に車名を聞くと、面倒そうに車名を答えるならまだマシな方で、「トヨタのワゴン」、場合によっては「軽自動車」とだけ応えてブスっとされる事もあり、案外地雷な話題です。

中には車名を覚えていない人もいて、単に愛着がない場合か、読み方がそもそもわかりにくくて覚えていない、というケースも。

今回はそんな、「初見泣かせの難読車名」のうち、トヨタ車から3台を厳選してみました。

コロナ EXiV(コロナエクシヴ・初代1989年)

■ 読み方はともかく、正しい表記は公式ですら不明

トヨタ コロナEXiV(初代)

実は昔、筆者の愛車だったために一発で読めますし、乗ってみればセリカ譲りのいい走りをする車でしたが、他には2代目がJTCC(全日本ツーリングカー選手権)に参戦したので、往年のレースファンにはお馴染みの車名というくらいです。

「Extra impressive(際立って印象的な)」の略で、コロナ(真っ赤に燃える太陽)の周りの淡い真珠色の光、太陽の冠が「EXiV」らしく、コロナベースのスポーティな4ドアクーペに似つかわしく思えますが、エクシブではなくエクシヴだったり、表記もも呼び方も初見泣かせ。

なお、表記もEXiV、EXIV、Exiv、exivとトヨタ公式でもバラバラで、どれが正しいのかもわかりません。

マークX(マークエックス・初代2004年)

■9代目マークII(ツー)の次だから「マークテン」と思うじゃないですか

トヨタ マークX GRMN(2015年版・2代目)

世代にもよるのですが、物心ついた頃には初代マークXが存在し、マークIIが旧車扱いになっていた今の20代前半までは、最初から「マークエックス」で違和感がないかもしれません。

しかし筆者のように、「子供の頃に初めてのマイカーがマークII(2代目)だった」という世代では「マークII(ツー)」が染み付いており、「X」を「テン」だと思い込みますし、マズイことには9代目マークIIの後継車です。

かくして、筆者が昔勤めていた会社の先輩が初代マークXを買ってきた時、「お、マークテンですね!10代目マークII!」と言ったら、アチコチで言われていたのか不機嫌そうに「マークエックスじゃあ!」と、思いっきり怒られました。

bZ4X(ビーズィーフォーエックス・2022年)

■そういえば、家電の名前なんて結局誰も覚えませんよね

トヨタ bZ4X

この種の数字や英文字が車名になっている車にありがちですが、トヨタ公式WEBにもWEBカタログにも呼び方が出てこないこの車、たぶんほとんどのユーザーは、「びーぜっと ふぉーえっくす」と呼ぶのではないでしょうか?

そしてやがて面倒になり、「トヨタのEV」、「ウチのクルマ(名前なんだっけ)」となり、冷蔵庫やテレビやエアコンの名前を覚えていなくても、誰も困らないのと同じ現象が起きるのかもしれません。

今はまだ話題の電気自動車ですが、英文字には大文字小文字の違いまであるパスワードのような車名を10年経っても正確に覚えているのは関係者と専門メディア、よほど愛着のあるユーザーくらいな気がします。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。