対戦相手の“リトアニアの高田”について、桜庭は「特に何も思っておりません」とコメント

20日、都内ホテルにて『HERO'S 2006〜ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント』の記者会見が行われた。

会見に参加したのは、谷川貞治K-1イベントプロデューサー、前田日明HERO'Sスーパーバイザーに加え、ライトヘビー級トーナメントに出場が決まっている桜庭和志、秋山成勲、大山峻護、金泰泳の4選手。

会見の冒頭では、前田スーパーバイザーが「長らくマッチメイクが決まらなくて皆さんをハラハラさせたと思います」と話し、谷川プロデューサーが「出来るだけいいカードを組もうと努力した結果、発表が遅れました。BJペンを入れようと考えていたのですが、UFCとも調整したが、練習中に拳の怪我をしてどうしても出れなくなってしまった」と付け加えた。

気になるライトヘビー級トーナメントの組合せについては、秋山成勲vs金泰泳、大山俊護vsホドリゴ・グレイシー、桜庭和志vsケスタティス・スミルノヴァス、カーロス・ニュートンvsメルヴィン・マヌーフの4カードが発表。また、準決勝、決勝の組合せは事前発表になるかも含めて後日検討されるという。

組合せが発表されると、前田スーパーバイザーが最後のエントリーとなった金についてコメント、「今回は特に金泰泳選手。約3年間、総合の練習を積んで、満を持して出場を申し込んだという経緯がありました。当時も今も技術的にはトップをいく一人。藤原敏男さんも絶賛する選手」と太鼓判を押した。

また、本大会がHERO'S初戦となる桜庭に関しては「(スミルノヴァスは)リトアニアの高田といわれていて、リトアニアの中で、グランドの技術的には上位にある選手じゃないかな。桜庭君とてうかつに油断はできない」と語った。

当の桜庭は、「えーどうも、桜庭です」と語ると、続いてポルトガル語で数を数えてマスコミ陣を笑わせてみせた。海外修行に関しては「シュートボクセで練習してきました。名前は分からないんですけど、色々な選手と。ショーグンとかアゼレード。こっちでは知られていない強い選手がいっぱいいるので練習してきました」と淡々と話した。

■以下、選手のコメント

秋山「試合まである程度時間もなくなり、気も引き締まってきました。(金泰泳は)一番最初に総合を始めた時、寝技を教わった方。これだけ強くなったというのを伝えたい」

金「こういうチャンスを頂いて、谷川Pにもありがたいと思っております。実は6年前に一度引退しまして、その後、3年前Dyanmite!!という大会があって、ヴァンダレイ・シウバと闘わないかというオファーを貰ったのですが、お断りしまして、そこから3年間準備をしたつもりです。桜庭選手は好きだっていったら変なのですが、凄い選手だと思っていましたら、HERO'Sに参戦するというので、ゆくゆくは桜庭選手とやりたい。今回対戦する秋山選手は非常に身体能力も高く、リスペクトしており、恥ずかしくない試合をしたい」

大山「この場にいられることを幸せに感じています。色々ありましたが、本当に頑張ってきてよかったなと思います。グレイシーとは人生の節目となり、運命を感じます。最高の試合をしたいと思います」・8.5 『HERO'S 2006』大会概要