クレモネーゼをセリエA昇格に導いたファビオ・ペッキア監督が電撃退任…

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クレモネーゼは21日、ファビオ・ペッキア監督(48)の退任を発表した。

ラファエル・ベニテス氏の右腕としてナポリやレアル・マドリー、ニューカッスルで仕事をした後、2019年2月から6月までは、当時J2のアビスパ福岡を指揮し、以降はユベントスU-23を指揮してコッパ・イタリア セリエC優勝を果たしたペッキア監督は、2021年1月からクレモネーゼの監督に就任。

そして、就任2年目となった今シーズンはセリエBを2位でフィニッシュし、同クラブを1995-96シーズン以来、26年ぶりのセリエA昇格に導いた。

新シーズンは自身初のセリエAで采配を執る予定だったが、昇格に導いてからわずか2週間後に電撃退任となった。

ペッキア監督は今回に退任に際して、クラブ公式サイトでオープンレターを公開している。

「我々全員にそれぞれ人生がある中、自分自身に耳を傾け、何かを選択する必要がある瞬間がある。その中で決断が下されたとしても、それを実行することは困難であり、また予想外に思えるかもしれない。しかし、私はクレモネーゼを離れることに決めた」

「まず、私の心の状態を完全に理解し、しぶしぶながらもセリエAに到達するまでに至ったこの並外れた専門的経験を終わらせたいという私の個人的な願望を受け入れてくれたアルヴェディ会長に感謝します」

「カルチョの夢の強さ、エキサイティングなシーズンの激しさ、そして自分が持っていたすべてのもの、さらにはそれ以上のものを守ったという意識が実現し、新しいエネルギーにスペースを与えるため、クレモのベンチを離れることを決心した」

なお、現時点でペッキア監督の今後の去就は不透明な一方、イタリア『Mediaset』が報じるところによれば、後任監督に関してはフィリッポ・インザーギ氏らが候補に挙がっているという。

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