1.FCウニオン・ベルリンは、オランダ1部エールディビジより、23歳のセンターバックを迎え入れることに成功した。2018年よりSBVフィテッセに所属し、最近ではキャプテンを務める姿も見受けられていたダニーリョ・ドゥーヒは、今夏に契約満了に伴いフリーでウニオンへと加入する。

 「ダニーリョは現代のセンターバックにとって、理想的な条件を備えている。体格に恵まれ、俊敏な動きも見せる選手だ」と、オリヴァー・ルーネルト競技部門取締役は評価。「またフィテッセの主将を務めるなど責任感があり、チームの中でリーダーシップを発揮するということを学んできた」と言葉を続けた。

 ドゥーヒは今シーズン、オランダ1部にて28試合に出場し3得点をマーク。さらにヨーロッパカンファレンスリーグで9試合、国内カップ戦で2試合に出場しており、シェラルド・ベッカーと同様オランダとスリナムの国籍も有する選手。エールディビジ通算では106試合に出場しており、ユース時代はエクセルシオル、アヤックスで過ごしている。

 「ブンデスリーガへの移籍を機に、次へのステップへと踏み出したい。ウニオンは僕とって大きなチャンスだし、クラブをさらに前進させていきたい」と意気込みをみせた。「ここなら、これからも引き続き向上していけるという、感触を話し合いの中で得る事ができたんだ」