蛭子能収のゆるゆる人生相談「企画職希望なのに、営業職にまわされて」

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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん〜介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1,320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

【Q】「商品企画や宣伝などの企画職を希望していましたが、営業職にまわされて……。ノルマを達成するのが難しいし、人と話をするのも苦手。あ〜転職しちゃおうかなと思う毎日。本気で仕事ができる方法を教えてください」(春プリさん・27歳・神奈川県・不動産会社)

【A】「仕事は金を稼ぐためだけのもの。テキトーにやっつけよう」(蛭子能収)

あ〜、なんか今日は調子が悪いんですよね。そんなときに仕事の相談なんて面倒くさいですよ。働くことなんかに本気を出そうと思わないほうがいいですよ。(マネージャー「蛭子さん、ダメですよ、仕事なんですから。しっかり答えてください!」)

あっ、すみません。オレに苦手な仕事があったやろか……。(マネージャー「漫画家になっても食えなかった時期には、エッチ系の漫画雑誌で描いていましたよ」)

そうそう、オレはエッチなシーンを描くのがすごく苦手ですからね、テキトーに仕上げて、余白にUFOや毛沢東の絵を描いていました。そしたら編集の人が意味ありげだと面白がってくれたんですよね。

この人も転職してもしなくても何があるかわからないですからね。テキトーでいいですよ。そもそも働くのは金を稼ぐためだけですから、それほど思い悩むようなことではありませんからね。だって金があれば働かなくてもいいですからね。あ〜競艇、当たらないかな〜。