ヒットスタートを切った『シン・ウルトラマン』から「禍特対」記念写真
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 東宝は16日、先週末に公開された映画『シン・ウルトラマン』の公開3日間における興行成績が、観客動員64万人、興行収入9億9,000万円を突破し、2022年における邦画実写ナンバーワンとなるスタートを切ったと発表した。

 全国401館(IMAX39館含む)で公開された本作は、初日となった5月13日(金)に動員19万1,302人、興収2億9,010万2,400円を記録。そこから、14日(土)に動員25万5,554人・興収3億9,843万2,500円、15日(日)に19万4,946人・興収3億487万5,150円を記録し、3日間の累計成績は動員64万1,802人・興収9億9,341万50円となった。

 東宝によると、最終興収82億5,000万円を記録した『シン・ゴジラ』(2016)の公開3日間成績(動員56万4,332人、興収8億4,567万5,500円)と比較して、興収対比で約117%、観客動員対比で約113%のヒットスタートとなり、これからどれだけ数字を伸ばすかも注目される。

 このヒットを記念して、2019年の本編制作中に撮影された「禍威獣特設対策室専従班(禍特対)」メンバーの記念写真が公開された。禍特対メンバーを演じる斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴、早見あかりが写る写真は、1966年に放送された、初代「ウルトラマン」に登場する「科特隊」の集合写真をオマージュした構図となっている。

 企画・脚本を庵野秀明、監督を樋口真嗣が務めた本作は、巨大不明生物・禍威獣(カイジュウ)の存在が日常となった日本を舞台に、防災庁の専従組織・禍特対(カトクタイ)の面々と、突如として地球に降着した銀色の巨人・ウルトラマンの活躍を描く空想特撮映画。(編集部・入倉功一)