アトレティコ、スアレスの退団を発表…エレーラとともにホーム最終戦後にサポーターに別れ

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 アトレティコ・マドリードに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、今シーズン限りでチームを去ることとなった。クラブの公式Twitterが明らかにした。

 アトレティコは15日、クラブの公式Twitterにてスアレスの画像とともに「永遠に感謝しています」と、スアレスへの感謝の思いを綴ったツイートを投稿。かねてから今シーズン限りでのアトレティコ退団が噂されていたが、クラブが公式にスアレスの退団を発表した形となった。

 また、アトレティコは15日に本拠地“ワンダ・メトロポリターノ”にて行われたラ・リーガ第37節セビージャ戦後に、スアレスとすでに今シーズン限りでの退団およびアメリカのメジャー・リーグ・サッカー(MLS)のヒューストン・ダイナモへの移籍が決定しているメキシコ代表MFエクトル・エレーラに向けたセレモニーを実施。クラブの公式Twitterには、家族とともにチームメイトが作った花道を通り、観客から大きな拍手と歓声を浴びるスアレスとエレーラの様子が動画として投稿されている。

 現在35歳のスアレスは、2020年9月にバルセロナからアトレティコに加入。加入初年度の2020−21シーズンには、リーグ戦32試合に出場し21ゴール3アシストの活躍を見せ、アトレティコの7シーズンぶり11回目となるラ・リーガ優勝に大きく貢献していた。今シーズンは途中交代や途中出場が増えたものの、ここまでリーグ戦33試合に出場し11ゴール3アシストを記録していた。現行契約が今年の6月で満了となるため、その去就には注目が集まっていた。