フジドリームエアラインズ(FDA)は5月15日、チャーター便として羽田空港に初就航した。初飛来の機体を写真に収めようと、展望デッキにはカメラを手にした多くの人が詰めかけた。

クラブツーリズムが主催する隠岐の島へのツアーに伴うもので、エンブラエル175型機で東京/羽田〜隠岐線を運航する。機材はグリーンの塗装の11号機(機体記号:JA11FJ)で、羽田空港の40番スポットを午後0時4分に出発し、C滑走路から離陸した。隠岐空港には同1時55分に到着する予定。東京/羽田〜隠岐線の定期直行便はなく、クラブツーリズムによると乗継便では通常4時間以上かかるという。復路は5月17日となる。なお、フェリー便は5月15日午前9時48分頃に仙台空港から到着していた。

FDAは定期便が開設されていない地方間を中心に、年間最大で約1,300便のチャーター便を運航している。これまで国内65空港の乗り入れていたものの、羽田空港への乗り入れは初めて。同社によると、「顧客層の拡大を図るべく、未就航となっている首都圏の『空の玄関』である羽田空港発着のチャーター便にも挑戦」したという。

■ダイヤ

東京/羽田(12:05)〜隠岐(13:55)/5月15日

隠岐(14:00)〜東京/羽田(15:30)/5月17日