今シーズンはまだあと1試合残されて入るものの、ボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガムが今シーズンを改めて振り返った。「今季は新しい監督やそのスタイル、チームのあり方について合わせていったようなシーズンだった」と表現した若きイングランド代表は、「特にに重要な場面で多くの怪我人が出たり、それが先発メンバーを揺るがしたりして大きな影響を与えてしまった。また様々な理由で結果を残せない試合もあったね」とコメント。

 「決定的な試合で十分に力を発揮できなかったことが大きな反省点だね。ただこの経験が僕たちをさらに強くしてくれると信じているし、リベンジを果たしたい気持ちでいっぱいだ。確かにリーグ戦では良い戦いぶりもみせたし多くの得点も決めたけど、一貫性という問題があった。バイエルンは7試合続けて勝つこともできるが、僕たちは3試合勝つことさえままならない。勝ち点を失い自信もなくなっていったが、でもそれは僕たちにとって大いに学びにもなっている」と言葉を続けている。

  また自身のこれまでのドルトムントでの成長については、「移籍金額が話題となっても、あまりプレッシャーには感じずにやれることをやろうと思ってきた。移籍初年度はロールプレーヤーでチームの結果や責任をそこまで期待されていなく、時に試合に出れないこともあったけど、でも今ではほぼ全試合に出場しており、決定力や存在感が増してきたとは思う」と成長への手応えをクラブへの感謝の気持ちを示し、同じく飛躍を遂げたハーランドはマンC移籍が発表されたが、自身については「3年目を今から楽しみにしているところだ」と述べている。