ロベルト・レヴァンドフスキのバイエルン・ミュンヘンからの退団の可能性が、刻一刻と高まりをみせている。最近ではFCバルセロナから3年契約が提示されたともいわれており、これはバイエルン・ミュンヘンからは決して受け取ることのできない長期契約だといえるだろう。移籍の可能性について質問を受けた、ユリアン・ナーゲルスマン監督は、否定することはなく「彼は献身的に練習をしてゴールも決めているからね、明日も先発するだろう」と笑顔で返答。

 すでに指揮官のスタンスとしてはその試合で7度目となるブンデスリーガ得点王の残留を希望するというものであり、あくまで現時点においては契約最終年度となる来季の構想にも加えているところ。「私は選手とはプライベート関係については余り話さないので、それ以上のことはロベルト本人に聞いてくれ」とナーゲルスマン監督。「確かに彼とよく話をするが、状況が状況だけにそれ以上になることもない。良い交流を続けているし、彼の考えもわかっている。」と、言葉を続けた。

 そしてそのレヴァンドフスキをわずか1歳年上の青年指揮官は、「私は監督として、大切にしている信条があるんだ」とも述べており、「それは決して、自分自身を深刻に考えすぎないことだよ」と説明。「私は拒否権を行使する人間としては間違った人間だと思っていてね。決断は常にサリハミジッチSDとカーン代表が下すものだよ。私は法で決まっていることについて決して公で口にしない。そんな重要な存在ではないし、これからもそうありたい」と語っている。