アヤックス・アムステルダムは既報通り、マンチェスター・ユナイテッドへと移籍するエリック・テン・ハフ監督の後任として、クラブ・ブルッヘからアルフレッド・シュロイダー監督の招聘を発表した。契約は2024年までで、さらに1年延長のオプションつき。なお来季まで契約を残していた指揮官に関する、移籍金額についてなど、詳しい情報は特に明かされていない。

 2015年から2017年までホッフェンハイムでアシスタント(ステフェンス監督とナーゲルスマン監督の下)を務め、アヤックスでのテン・ハフ監督のアシスタントを経て、2019年よりホッフェンハイムで監督を務めていた同氏にとっては、古巣への期間も意味することに。なおその後はバルセロナにてクーマン監督のアシスタントを務めた後、今年1月からクラブ・ブルッヘの監督へと就任していた。

 「アヤックスの監督を務めることは、私にとって大変名誉なこと」と喜びをみせたシュロイダー氏は、「魅力的なサッカーをみせて、タイトルを獲得したい」と目標を掲げており、またエドウィン・ファン・デル・サールGMは「優れた戦術能力をもつ指揮官だ」と評価。「彼は過去数年間、様々な国や大会においてトップクラブで監督、アシスタントを務めてきた、十分な経験を持っている」とも付け加えている。