リーマンショックで勤務先が倒産、仕方ないので大学に再入学して年収1000万円超になった男性

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学歴の必要性を痛感した人から、キャリコネニュースに経験談が寄せられた。東京都に住む30代後半の男性は、大学中退で就職したが

「リーマンショックの後2009年に当時勤めていた会社がなくなって、転職支援最大手、準最大手のエージェントに登録したら、片方には登録できませんと言われ、もう片方には大学中退だと派遣くらいしか紹介できる仕事はありませんと言われた」

学歴の壁にぶち当たったことを明かす。(文:okei)

※キャリコネニュースでは学歴をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/K0DQY3O9

「大学は絶対に辞めないほうがいい」

この男性は、「しょうがないので大学に再入学してまともに仕事ができているので今となっては良かったと思う」と振り返った。上智大学を卒業し、現在は専門コンサル系の専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)で正社員として年収1000万円を稼ぐ。男性は、

「不景気になると若年層の足切りは学歴になる。今オンライン授業で友達ができないと悩んでいる人は、絶対にやめない方が良い」

と大学生にアドバイスしている。

また関西大学を卒業した40代後半の男性(大阪府/福祉・介護/正社員・職員/年収500万円)も、自身を救ってくれた学歴の必要性についてこう語った。

「メンタル疾患になって無職の時もありましたが、大卒の資格があったので社会福祉士を取りやすかったです。国家資格を得て、今は福祉系の管理職として年収500万弱です。49歳という年齢を考えると年相応ではないかもですが、無職の時から考えると大卒の資格が有利に働きました」