毎年春に開催されているエリザベス女王主催のガーデンパーティ。昨年、一昨年はコロナ禍のために中止されたが3年ぶりに行われることが明らかになった。現地時間5月11日(水)、18日(水)、25日(水)の3回はバッキンガム宮殿で、最後の1回はスコットランドのホリールード宮殿で6月29日(水)に催される。

でも女王は欠席。最近の健康状態や歩行が難しいことが理由のよう。女王は3月にフィリップ王配の追悼礼拝に出席したのに続いて4月にはウィンザー城でスイス連邦大統領のイニャツィオ・カシスとパオラ夫人と直接対面、元気な姿を披露している。最近公の場で手にすることが多い杖もそのときには使っていなかったと報じられている。しかしガーデンパーティは基本的にスタンディング。芝生の上に長時間立って過ごすのは負担になると見られている。他のロイヤルメンバーが女王の代理を務めるという。

このパーティは女王が公共サービスに従事する人々を称えるために1860年代から行われている歴史あるもの。毎年合計3万人近くが招待される。女王が現れないのは残念ではあるけれど、ロイヤルファンの間ではウィリアム王子やキャサリン妃が代理として出席するのでは? と期待する声が早くも上がっている。開催を楽しみに待ちたい。