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羽生結弦展2022に行ってきました!

4月24日、日本のタイムラインを席巻したひとつの話題。何と、この日は、かの羽生結弦氏がこの世に顕現してから10000日目の記念の日だと言うではありませんか。「え…ちょうどこの日、羽生結弦展行くつもりだったんだけど!?」「我、10000日目記念の訪問者になっちゃう!?」「もしかして、運命…?」なんてこと当然ですが思いますよね。何か当たっちゃうんじゃないかって予感でウキウキしてきますよね(※バチ以外を希望)。勇んで「展」に向かいます。

開催期間中ひとり1回の訪問という制限がかかるなか、ならば休日にゆっくりと時間を掛けてと設定した日取りが、まさか運命的ね巡り合わせになろうとは。同じようにこの日を選んで訪れた運命的仲間のみなさんに混じって僕も日本橋高島屋さんへと向かいます。正門からなかに入れば、早速天井から吊り下げられた羽生氏の大垂れ幕が出迎えてくれます。美しい建築が「展」の喜びを一層高めてくれるこの感じ。早くも気分は高揚してきます。

↓巨大な垂れ幕が美しい!気分が上がる!



会場となる本館8階催事場に向かえば、そこは早くも「展」の香り立つ空間です。同じビルの7階にある東京西川さんの広告やCM動画、「展」への誘導ポスターなどで、羽生氏の存在がフロア全体に広がっています。会場入口にはすでに僕の次の回の入場者のみなさんが長い列を作って待機しています。事前予約をして、行列を作って、それでも見たいものがあるという同士がこんなにいる。本当はハイタッチでもしながら歩きたいような気分です。

ここからは展示に関する覚え書きや感想なども含みますので、何も知らずに現地に行きたいという方は引き返していただければと思いますが、総論だけ先に言うと、とても濃密で、幸せで、訪れる甲斐のある展示会でした。メインはもちろん読売新聞さんの写真ではあるのですが、ある種の「感謝の集い」のようなものだなと思いました。これまで羽生氏を撮ってきた写真家のみなさん、衣装を制作してきたデザイナーさん、支援してきた企業さん、応援してきたファン、そしてその中心にいる羽生氏が、誰彼となく呼び合って「みんなで集まろうじゃないか」という機会を作ろうとした想いの結晶なのだなと思います。

コロナ禍でなく、北京五輪の結果がもっと筋立てのしやすいものであったならば、きっとそれは「祝賀パレード」という形で行なわれたものだったのでしょう。ただ、まぁ、今の世情を考えればなかなかそうもいかないわけですが、道路を借りずとも、お金を用立ていただかずとも、許可をいただかずとも、「やろう」と思い立った人たちの持てるものだけでこんなことをできてしまう。全国を巡って「集う」ことができる。誰でもがそうなるわけではない特別な道のりを羽生氏は歩んできたのだなと改めて思います。ありがたくて、すごいことだなと。

↓開催に尽力してくださったみなさん、ありがとうございます!


展示は2010年の全日本選手権の写真から始まり、年代を追いかけながら進んでいく「羽生史」のような構成。オーソドックスではありますが、単なる羅列ではなく、物語性を持って訴えかけてくるような展示です。スポーツ記録写真を並べたというよりは、ひとりの少年が、青年になり、困難を乗り越えながら栄光を手にして、なお挑戦をつづける…そういう人生に感銘を受けた人が、その感銘のもとで写真を選んでいるということが感じられます。

だから、スポーツ選手の記録という意味では、普通は選ばないような写真も数多く展示されています。本番ではなく練習の写真だったり。記者会見で手を挙げただけの場面だったり。記録されるような場面ではないけれど、この「物語」を見たことがある人には深く記憶されるような場面たちが並ぶ、「心」基準の展示会です。

年代順の展示なので当然最後は北京五輪の写真になるのですが、何だか最後はもう泣きそうになるような、こみ上げるものがありました。あえての一枚を挙げるなら、見た人の多くがきっと目を留め、足を止めるであろう、4回転アクセルに挑む瞬間を真上からとらえた瞬間の写真。その写真の前で僕もしばし立ち止まりました。滑走の痕跡が幾筋も残る傷だらけのリンクで、今、彼が跳ぶ。結果は知っているけれど、もう一度こういう機会があったら、きっとまた「跳べ」と願うのだろうなと思います。「やっぱり好きだな」と思います。応援できて嬉しいし、また応援させてもらいたい、そう思います。

↓展示写真を振り返るためにも図録は買ったほうがよいですね!



そうした写真の展示だけではなく、内容は盛りだくさんです。必見の衣装展示は、「天と地と」「Let Me Entertain You(黒)」「SEIMEI(平昌五輪)」「マスカレイド」の4点が展示されていました。天地様の細やかな作りをじっくり眺めるために展示ケースの周囲ををカニ歩きで周回しているときは、自分でも「ちょっと熱くなり過ぎかな?」と不安になりましたが、前の人も後ろの人も同じ感じでカニ歩きしていたので、それもまた楽しい気持ちを盛り上げてくれました。写真ではなく実物なので胸の留め具やファスナー、足に掛ける紐まで、上から下から後ろから舐めまわすように鑑賞できるのは、いつもながら特別な体験でした。

特に驚いたのは「Let Me Entertain You」の衣装でした。僕はこれまで、この衣装は上が革ジャンで下がビニール的なテカテカの素材だと「思い込んで」いたのですが、近くで見るLMEY様は薄手の布製だったのです。ビニールパンツで跳ぶの大変そうだな…なんてイメージを持っていたわけですが、冷静に考えればそんなはずはなかったのです。それにしても、近くで見ると普通の布なのに、この素材があんなにテカテカ光るとは、衣装って不思議なものですね!

衣装つながりではほかにも、衣装を手がける伊藤聡美さんのデザイン画9点や、「天と地と」に使われている布や飾りパーツ、「Let Me Entertain You」の手袋や飾りパーツなども別途展示されていて大変興味深く拝見しました。個人的にもウチの編集長の衣装制作(※外注)のために、ユザワヤを巡って天地様っぽい布を探した記憶が甦りました(※外注先より「素材に強いこだわりがあるならご自分で」とのお達し)。できるだけ似たようなのを探したつもりではいたのですが、いざ「これが本物です」を見せられると、どえらいキレイな布で圧倒されるばかり。「1メートル売ってください!」って言いそうになりました。次回の「展」では公式グッズとしての「布」を希望いたします。

展示品としてはそのほかにも、各種メダル8点(2014世界選手権、2020四大陸選手権、全日本選手権×6)の展示、底までじっくり眺めたいスケート靴の展示、ANAさんのジャージやタオルの展示、2018年のパレード関連グッズ(Tシャツ、一日乗車券)、東京西川さん関連の展示(クリアファイル、タオル、トランプ、ハーブティ)、仙台市の観光案内誌(週末仙台、仙台巡り)が展示されており、展示品を見ることでもまた、たくさんの「同士」の存在を感じられて幸せな気持ちになりました。

あと、これは言わないほうが面白いと思うので内容は伏せておきますが、ANAさん関連でひとつ「お前も展示される対象なのかよ!」とつっこんでしまった品があるので、ぜひ現地でご覧ください。もう完全に「同士」が「同士のために」作ってる展示会なので、「これ置いておけば喜ぶだろう」ってテンションになってるんでしょうけど、一歩立ち止まって考えたら「?」ですからねソレ!そもそも登場時点から「謎」って呼んでたんですから!

↓衣装を見たあとは「わかる人同士ならわかる」タオルなどを買うといいと思います!


同じ高島屋さんで開催された第1回の「展」では、えらい人数が集ってしまい、会場内が満員電車のような状態になったものですが、今回は時間区切りの完全予約制だけあって、鑑賞はとても快適でした。ほどよいにぎわいがありつつ、待ちや混雑はまったくありません。いたってスムーズです。全部スムーズに見られて、普通ペースで鑑賞していたのに、展示終わりのところで時計を見たら1時間半ほどが経過していました。それぐらい盛りだくさんな展示会でした。

展示が終わるとグッズ販売部屋につながるのですが、もう入店時の気持ちが「ありがとうございます!」でしたよね。こんなに盛りだくさんな展示会を開催していただいたうえに、記念のグッズまで用意していただけた。しかも、この部屋の品物はすべて羽生氏の公式グッズで、出来も値段もとてもいい塩梅のものばかり。パチンと指を鳴らして、「そこからそこまで全部くれたまえ」と言っちゃおうかなくらいの気持ちになりました。一応、厳選はしましたが。

レジにもたくさんの人が待機しており、待ち時間もありません。僕の会計には店員さんがふたりもついてくれまして、キビキビと袋詰めと計算をしてくれます。基本は1種類あたり1個を買うようにしていたのですが、一部「2個取っちゃっている」ものがあったりすると、ちゃんと確認してくれたりするのも、さすが百貨店クオリティだなと思いました。この日は雨模様でしたが、紙袋全体をビニール袋でくるんでくれたりするあたりも含めて、とても気持ちのいい買い物でした。

羽生氏界隈では「クリアファイルを買うとお菓子がもらえる」などの不思議お得現象が起きることでおなじみですが、今回などもまさにそういう気持ちです。買い物だけでも楽しいのに、売り場の手前では無料の展示会イベントが開催されていて「ダブルで楽しい」という不思議お得現象がここにはある。ぜひ近隣のみなさまは足を運んで、楽しい時間をお過ごしください。ゴールデンウィークのお出掛けとしても、とてもいい感じのものだと思います。残枠僅少ですので、ご予約はお早めに!

↓ゴールデンウィークの後半はまだいけそうです!

↓今回購入した厳選グッズについては動画でまとめておきました!

大満足のお出掛け&お買いものでした!

ちゃんと厳選した結果なので、「厳選がガバガバ」とか言わないように!



なお、売上の一部は寄付に充てられるそうなのでトリプルお得な気分です!