リビウへの避難民、仮設住宅へ入居 「少しは落ち着くが…帰りたい」
ロシアのウクライナ侵攻による国内避難民が集まるウクライナ西部リビウで、避難民の仮設住宅への入居が始まった。
全面的な戦争が始まって2カ月近く。避難生活が長期化する中で、生活支援をどう進めるかが課題になってきている。
リビウ中心部の公園では4月中旬、ポーランドの支援で約350戸のコンテナ型の仮設住宅が完成。19日に入居が始まった。同日、現地を訪れたポーランドのモラビエツキ首相は「ウクライナの女性と子どもを守るため、できることをすべてやる」などと述べた。
19日に入居したキリロワ・アラさん(86)は、1カ月ほど前に東部ドネツク州を息子夫婦に助けられながら脱出。学校の体育館で約60人の避難民と暮らしてきた。「暮らしに必要なものはそろっていて、不満はない。集団生活はにぎやかで楽しかったが、個室になったので少しは落ち着くでしょうか」と語った。だが仮設住宅から先の生活は見通せず、「戦争はいつ終わるんでしょう。私は故郷に帰りたいのです」と話した。


