音楽が好き過ぎて「歌手デビュー」してしまったブラジル代表のレジェンド8名

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『サカつくRTW』では、ブラジル代表の伝説的な選手たちや現役のスーパースターたちが新★5選手として登場する“4th Anniversary LEGEND SCOUT”が開催されている。

ゲームのリリース4周年を記念した今回は目玉…というよりもサッカー史上最高と形容して差し支えない“超目玉”の選手が登場する。

そこで今回はその選手に絡めて、「歌手デビューしたブラジル代表のレジェンドたち」を取り上げてみよう。

ジーコ

ブラジル代表:71試合48ゴール(1976-1986)

ブラジルが誇る最高のレジェンドの一人であり、日本では鹿島アントラーズを常勝軍団に築き上げたジーコ。

彼はフラメンゴに所属していた1982年暮れ、歌手のハイムンド・ファギネルさんと2曲をリリースしている。

こちらはその一つの"Batuquê de Praia"だが、なかなか心地の良いリズムではないだろうか。歌声を聴いていると、ジーコが日本代表の監督を務めていた時代の喋り方がフラッシュバックするような感覚がある。

ちなみにこの曲はカーニバル用に作られたもので売り上げ的にも成功という評価のようだ。

ダニ・アウヴェス

ブラジル代表:122試合8ゴール(2006-)

38歳になった現在もバリバリ活躍するダニ・アウヴェス。これまでのキャリアで獲得したタイトルは40を超えており、サッカー界史上最もタイトルを勝ち取ってきた選手として知られる。

そんな彼は2015年、バルセロナで同僚だったGKホセ・マヌエル・ピントがリリースした曲、"Eres Especial"にフィーチャリングとして参加し歌声を披露している。

レザーのジャケットを身にまとったダニ・アウヴェス。ラッパーらしいアクションから歌声まで非常にサマになっているのではないだろうか。

またアウヴェスは2018年にもピントらと"Suave"という曲をリリースしている。こちらもなかなかカッコイイ感じに仕上がっているので気になっている方は要チェックしてほしい。

ロマーリオとエジムンド

ブラジル代表:
ロマーリオ 70試合55ゴール(1987-2005)
エジムンド 39試合10ゴール(1992-2000)

歯に衣着せぬ発言で何にでも噛み付くロマーリオと、“野獣”の愛称を持つエジムンド。逸材に事欠かないブラジルサッカー界においても屈指の悪童として知られる二人は、犬猿の仲の代名詞でもある。

ただそんな彼らもフラメンゴ時代は良きチームメイトであり、二人は「バッドボーイズ」と呼ばれていた。その際に"Rap Dos Bad Boys"という歌を出している。

歌詞はこんな感じ。「俺たちは“バッドボーイ”だがそんなの関係ねぇ」「ロマーリオとエジムンドが国のために平和を訴えるぜ。暴力をやめろ、騒ぐんじゃねえ」

マルセリーニョ・カリオカ

ブラジル代表:3試合2ゴール(1998-2001)

かつてガンバ大阪でプレーした経験を持つ元ブラジル代表MFマルセリーニョ・カリオカ。

愛称は「天使の足」。FKのスペシャリストであることが知られ、一時期チェルシーでFKでゴールを量産していたウィリアンも彼を参考にしていたと明かしている。

そんな彼はブラジル代表のレジェンドではないもののコリンチャンスの人気選手だった。クラブに所属していた1999年に同僚のアマラウとゴスペルのグループを結成し、“Olhos Espirituais”をリリースした。

この曲は12万部を売り上げたという。ただメンバーが「マルセリーニョに騙された」と訴えたことですぐに活動を休止している。

ソクラテス

ブラジル代表:60試合22ゴール(1979-1986)

1980年代にジーコ、トニーニョ・セレーゾ、ファルカンと“黄金のカルテット”を形成したソクラテス。

彼は残念ながら2011年に57歳の若さで他界しているが、1980年にアルバム"CasadeCabloco"をリリースし、カントリーミュージックに挑戦している。

とても優しい歌声だ。

医師免許を所持し、ブラジル史上最も“賢い”サッカー選手の一人に数えられる彼は、「カントリーミュージックに対する都市の偏見」を打破する意図で仕事を引き受けたことを告白している。

なお当時のプロデューサーはビジネス的に大きな成功を見込んでいたというが、ソクラテスが大規模な宣伝活動を嫌ったためにそうはならなかったようだ。

ネイマール

ブラジル代表:117試合71得点(2010-)

現役ブラジル代表で最大のアイコンであるネイマールも歌手デビューしている。

ブラジル国内の音楽関係者にとどまらずジャスティン・ビーバーなど世界的なポップミュージシャンとも交流がある彼は、これまで様々なミュージックビデオに出演してきた。

2016年には自らも歌手としてデビューを果たし、"Yo necesito(僕に必要なもの)"という曲を披露している。

ただピアノを弾きながらぎこちなく歌うネイマールの姿に対し、周囲の反応は冷ややかだった。

海外のメディアは「冗談なのか真剣なのか分からない」「ネイマールは歌うよりプレーが得意」「ミュージシャン以外なら何でも他のものを選んだほうが賢明だ」などと酷評されている。

ロナウジーニョ

2000年代最高のフットボーラーの一人であるロナウジーニョ。その変幻自在のドリブルのリズムはダンスや音楽そのものであるかのようだった。

実際彼は音楽を「人生でサッカーの次に好き」と語っており、「ヒップホップ、ブラジルのポピュラーな音楽MPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)、テンポの速い曲、ゆっくりな曲、全てのジャンルが好き」と話している。

そんな彼は2017年3月21日にデビューシングル"Sizinho"のリリースを発表。歌手としての活動をスタートさせている。

タイトルの意味は「孤独」という感じ。なかなか上手いかも?

2018年に来日した際には「自分のバンドメンバーと世界中を旅できる、喜びと感動を与えられる音楽を作りたい」と今後の音楽活動についても意欲をのぞかせていた。

ペレ

ペレは、長いサッカーの歴史においてその頂点に君臨し続ける“生ける伝説”だ。

1950年のワールドカップ決勝で起きた『マラカナンの悲劇』を家族と共に目撃し、母国ブラジルを世界一にすることを誓った少年は、その後ワールドカップ優勝3回、キャリア通算1281ゴールという輝かしい成績を残した。

他に追随を許さないその圧倒的な実績から「王様」と呼ばれ、FIFAから「20世紀最優秀選手」に認定された彼は「サッカー史上最高の選手の一人」とも考えられている。

そのワールドワイドな知名度、彼の明るくひょうきんな性格もあり、精力的な活動はサッカーにとどまらない。映画に多数出演している他、ブラジル史上初の黒人閣僚として1998年までの3年間スポーツ大臣も務めた。

音楽活動もその一つで、1960年代から多くの曲をリリースしている。2016年には母国開催のリオデジャネイロ五輪を前に、歌手として再デビューを果たした。

こちらは"Esperança(希望)"という曲。歌声に力強さと余裕があり、大御所歌手のような貫禄すら感じる。

ペレとディエゴ・マラドーナはどちらが凄いのか?この話題はサッカーファンの間で常に論争になってきた。現在ならリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドもここに加わるかもしれない。

もちろん選手として見た場合にそれぞれの意見はあるだろう。ただ彼の凄さは、欧州で発祥したフットボールという競技をより世界的にしたところにある。

南米においても昔はウルグアイのほうが強かったが、ペレの活躍でブラジルはサッカー王国になった。さらに彼の黒人という属性はアフリカなど欧州以外の地域の人々に希望を与えた。

こうしてフットボールという競技は現在のように地球規模になっていった。それこそがペレの地位を揺るぎなくするものであり、彼が王様と呼ばれ続ける所以であるといえる。

現在81歳。近年は健康不安で入退院を繰り返しているが、ディエゴ・マラドーナが早逝した今彼にはまだまだ長生きしてほしいものだ。

『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』ブラジルのレジェンド「ペレ」「ロナウジーニョ」や、現役のスーパースターたちが新★5選手として登場する “4th Anniversary LEGEND SCOUT”を開催!“サカつく4周年記念キャンペーン”開催!

好評配信中のスポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』(以下 「サカつくRTW」)は、2022年4月19日(火)にサービス4周年を迎えます。これを記念して、ブラジルのレジェンド「ペレ」、「ロナウジーニョ」のほか、現役のスーパースターたちが新★5選手として登場する“4th Anniversary LEGEND SCOUT”を4月13日(水)より開催します。

また、 “サカつく4周年記念キャンペーン”として、合計3,000GB(無償)などが獲得できる“サカつく4周年記念ログインボーナス”などを同日より開始しました。

この機会に、王様ペレやブラジルのレジェンド選手たちを手に入れましょう。

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