エズラ・ミラー
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 アメリカ・ハワイ州のバーで迷惑行為をはたらいたとして、治安びん乱行為とハラスメントの容疑で逮捕・起訴された俳優エズラ・ミラー(29)。新たに、ハワイに住む夫婦から、一時的な接近禁止命令を申し立てられていたことが明らかになった。People.comが報じた。

 同サイトが現地の裁判所から入手した書類によると、ミラーは現地時間28日、ハワイ州・ヒロに住む夫婦の寝室に侵入し「お前とそのふしだらな女を埋めてやる」と脅迫。その後、財布、パスポート、運転免許書、社会保障番号といった所有物を盗んだ疑いがある。この夫婦は、ハワイ滞在中のミラーを家に泊めており、ミラー逮捕後に保釈金500ドル(約5万5千円、1ドル110円計算)を支払っていたという。夫婦は「今後も精神的苦痛に悩まされることになる」と主張している。

 ミラーは現地時間28日深夜、バーで興奮状態となり、卑猥な言葉を叫んだり、カラオケで歌っている23歳の女性からマイクを取り上げた後、ダーツをしていた32歳の男性に突進したとして逮捕・起訴された。Varietyによると、現地時間3月7日からミラーに関する通報が10件ほど確認されていたという。

 新作映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(4日8日全国公開)や、人気ヒーローを再演する映画『ザ・フラッシュ(原題) / The Flash』(2023年6月23日全米公開)も待機中のミラー。両作品を配給する米ワーナー・ブラザースはこの件についてコメントしていない。(編集部・倉本拓弥)