オンライン記者会見に出席した草刈民代、ファーストサマーウイカ、吉沢悠(C)「私のエレガンス」製作委員会2022

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ファーストサマーウイカ主演の連続ドラマ『私(あたい)のエレガンス』(BSテレ東)が4月2日にスタートする。同ドラマの記者会見が3月28日にオンラインで実施され、ウイカをはじめ、共演の草刈民代、吉沢悠が出席した。

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このドラマが連続ドラマ初主演となるファーストサマーウイカ。彼女が今回演じるのは元レディース総長のトラックドライバーでシングルマザーの薬師寺桃子だ。茨城から東京へ引っ越したところ、愛する一人娘が転校した小学校がセレブしかいない学校だと判明。娘に肩身の狭い思いをさせたくないと一念発起し桃子も“エレガンス”な女性を目指すことに。桃子に“エレガンス”を指南するサロンの女主人マダム・マリーを草刈民代が演じ、娘が恋した同級生の父親・綾小路眞一を吉沢悠が演じている。

すでにクランクアップしている同作。キャスト3人は記者会見のために久しぶりに集まり、ウイカは「懐かしいような、帰ってきたなって感じがします」と普段の桃子の衣裳を着てにっこり。ドラマでは元ヤンの桃子がエレガンスな女性に変身するのも見どころのひとつだが、ウイカ自身は普段の桃子の服装の方が好みだという。

そのウイカが七変化する動画が公開されている。実はこの動画は、布袋寅泰プロデュースでウイカが歌う同ドラマの主題歌『Open the Door』のミュージックビデオだ。これについて記者会見でウイカは「撮影期間中に大変申し訳ないことにコロナにかかってしまって撮影を1週間ほどストップさせてしまった」と話し出した。だが症状はなかったため自宅待機中にこのミュージックビデオを作ることを思い立ち、「部屋の中でありったけの衣裳を引っ張り出してきて、誰にも頼まれていないのに勝手にひとりで撮影して編集して」と自ら制作した動画だという。「今まで表現することはあっても自分で作りたいと思ったことは一度もなかった。創作意欲を持ったことがなかったんですが、今回初めて作ってみたいと思った」と心境の変化を明かし「それがすごく楽しかった。今回創作することに挑戦することができたので、続けてみたい」と意欲的で「撮影の大変さも身に染みて分かったので、もっと人に優しくなれるな」とジョークも交えた。

しかし自ら企画・出演・制作までこなしたこの動画はなぜか【Unofficial Music Video】となっていて「非公式」だという。「自分で撮影・編集までやったんですけど、“非公式ミュージックビデオ”っていう形で。私が作ったはずなんですけど、一応非公式っていう形で」とあくまでも公式ではないそうだ。

この動画を「ぜひご覧ください」というウイカは、ドラマについて「ここまで行ききっているドラマはあまりない」と評して「1話たりとも見逃せない」とアピール。最終回は奇想天外な展開になっているそうで、キャスト達も仕上がりを楽しみにしているようだ。吉沢悠は「まさか40(歳)過ぎてラブコメの話が来るなんて」とオファーに驚いたというが、ウイカは「普通のラブコメだと思っているとかなり度肝を抜かれます」と注意を促した。また草刈民代からは「放送が始まってここまでやれて良かったと思うのか、後悔するのか分かりません」という衝撃のコメントも飛び出し、一体どのようなドラマなのか気になるところだ。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)