長友佑都(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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20日、アウェイのオーストラリア戦に向けて日本代表がオーストラリア・シドニーに到着した。この日予定されていた室外のトレーニングは選手の疲労を考慮してジムでのトレーニングに変更。夜には選手がオンラインの取材に応じた。

長友佑都は今回、集合日に大迫勇也と酒井宏樹の欠場が決定するというスクランブルについて、「長い間戦ってきた仲間なので残念だが、前回もセンターバック2人がいなくて心配されたと思うが、代わりの選手が素晴らしいパフォーマンスを見せた」「今回も代わりの選手がしっかり戦ってくれると思う」と自信を見せた。

また長友自身も今年のリーグ戦で先発したのは直近の1試合だけ。しかも代表チームの左サイドとは違ってすべて右サイドでのプレーとなっている。

その点については「むしろ1月のほうがコンディションとしては難しかった」と明かし、1月は練習試合に45分出ただけで予選に出て「サウジアラビア戦でも身体が動いた」と指摘した。また「前回はみなさん(の批判)が僕の心に火を付けた」と振り返る。

今回の試合会場になるスタジアム・オーストラリアは2015年アジアカップで敗退した場所。長友は「あの時の悔しさはこの場所でしか返せない」と意気込む。そしてオーストラリア戦に向けて「この試合に勝ってワールドカップを決めたい。引き分けは全く考えず、価値に向かってチーム一丸となって戦う」と力強く意気込みを語っていた。

【文:森雅史/日本蹴球合同会社@シドニー 撮影:岸本勉/PICSPORT】