東出昌大 オファー激減で映画監督に転身計画…海外映画祭から“逆輸入”の思惑も

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「逆風が吹き荒れている東出さんですが、自らの得意分野でもう一度勝負しようと打開策を模索していると聞いています」(芸能関係者)

2月14日に所属事務所から“解雇”された東出昌大(34)。

不倫騒動後も事務所は東出を見捨てずに、仕事獲得に尽力してきたが、昨年10月に撮影で滞在していたホテルへ交際女性を呼びよせていたことが発覚。これが決定打となった。

現在は伯父の家に居候して、実家から借りた車を自ら運転して生活している。

「前事務所での最後の仕事となったのは、2月上旬に行われた主演舞台『悪魔と永遠』。休日に開催された公演でも、3分の1程度しか席が埋まっていませんでした。事務所に不義理を働き、集客力もないとしたら、今後俳優として彼が表舞台に戻ってくることは難しいのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

窮地に立たされた彼だが、水面下である計画が進んでいるという。

「東出さん自身は、デビュー作である『桐島、部活やめるってよ』以来、主戦場にしてきた映画に出演したいと考えているみたいです。しかし、肝心のオファーがこないため、いっそのこと映画監督に転身しようと考えているようです。

そうすれば、自らを起用できますからね。東出さんは主演経験も豊富ですから、優秀な助監督さえいれば、主役兼監督は実現可能でしょう」(映画関係者)

驚きの転身だが、すでに東出には監督作の構想があると映画関係者は続ける。

「東出さんは三島由紀夫の作品を自らの手で映画化したいと考えているといいます。東出さんは少年時代から三島文学を愛読し、三島さん原作の舞台に2度立っています」

東出は、’20年に三島由紀夫を題材としたドキュメンタリー映画のトークイベントに参加した際、「魅力は一言では言えないけれど、豪華絢爛な文章が素晴らしい」と三島文学を絶賛している。

「逆境の東出さんにとって、主演兼監督として新人にも門戸が開かれた海外の映画祭でまず賞をとり、評価を高めてから日本に“逆輸入”したいと考えているようです。外国でも知られる三島由紀夫原作なら可能性はあります。フランス移住を進めている元妻の杏さん(35)にも、海外で賞をとれば、見返すことができると考えているのではないでしょうか」(前出・映画関係者)

だが、東出が描く大逆転劇には大きな問題があると前出の映画関係者は言う。

「国内50の映画館で公開する規模の作品を作るのにも、8千万円から1億円の資金がかかります。今の東出さんに出資してくれる人はいるのでしょうか」

東出“監督”の力量が試されそうだーー。