保険は掛け捨てと貯蓄どっち?何から節約するべき?「節約・保険・投資」の基本を知ろう
知識の差が後々人生の大きな差になります!
この4月から、高校の家庭科の授業で金融教育が導入されることを知っていますか。それだけ「お金の知識」が大切だと考えられているのですね。
では、今のアラサー・アラフォー世代の私たちはどうでしょう。お金のことをしっかり理解している自信はありますでしょうか。私たちは、自分から情報を取りにいかない限り、知識を身につけることは難しいのです。
「一体、何から手をつければいいの?」 「こんなことも知らないのって思われたら恥ずかしい…」
そんな人におすすめしたいのが、お金の基本を学べる本『はじめてのお金の基本』(成美堂出版)。著者は、Suits womanの大人気連載「マネー診断」を担当されている、ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんです。
今回は、本の内容の一部を紹介していきます!
節約の基本:冷蔵庫の中身は7〜8割、冷凍庫はぎっしり
節約というと、固定費の見直しと考える人が多いのではないでしょうか。実は変動費も工夫次第で無理なく節約できてしまうんです。
例えば、シャワーヘッドを節水のものにすれば、年間5,000円〜10,000円程度の節約が可能に。衣類乾燥機ではなく、部屋干し・外干しをすると、年間10,000円程度カットできるのだとか!
他にも、冷蔵庫の中身は7〜8割に、逆に冷凍庫はぎっしりにした方が電気代の節約になるそうです。
このように、日々の暮らしの中には、まだまだ節約できるポイントがあることがわかりますね。些細なことと思うかもしれませんが、長期的に見るとかなりの節約を実現できるんです!
保険の基本:保険は「掛け捨て型」を選ぼう
保険には、保障を用意しつつ貯蓄もできる「貯蓄型」と保障のみを用意する「掛け捨て型」があります。結局、どちらがお得なのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
本書がすすめているのは「掛け捨て型」。理由としては、掛け捨て型の方が保険料が割安である点、そして貯蓄型は中途解約で元本割れすること、満期になっても今はほとんど増えない点が挙げられます。
貯蓄は保険でするのではなく、預金や投資に回した方が有利という提案です。
そして、保険に加入するときは、手数料の安い「ネット生保の掛け捨て型」を検討することをすすめています。
投資の基本:最優先は、つみたてNISA
つみたてNISAやiDeCo、ポイント投資、米国株・ETF…。一口に資産運用といっても、いろいろな種類がありますよね。一体何から手をつければいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
「いきなり投資は怖い」「投資資金が少ない」という場合は、お金がなくても始められ、買い物で貯めたポイントを有効活用できるポイント投資からチャレンジするのがおすすめです。
次に検討したいのが、つみたてNISA。投資金額が少ないうちは、つみたてNISAのほったらかし投資を優先します。iDeCoはというと、手数料がかかることに加え、原則60歳になるまでお金を引き出すことができません。つみたてNISAを優先し、資金に余裕があるならiDeCoを併用しながら、節税のメリットを最大限に活かしていきましょう。
「貯蓄がない人でも投資していいの?お金を貯める順番とは」の記事も、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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お金の基本のほんの一部をピックアップしました。「初めて知った!」ということもあったのではないでしょうか。
今の時代、インターネットで検索すれば、さまざまな情報を入手することができますが、それは自分が何を知りたいかが明確な場合。つまり、どのようなキーワードを使って検索すればいいかがわかっている場合です。
「何から勉強すればいいかわからない」「何をわかっていないかが、わからない」という人は、基本を網羅した本を一冊手元に置いておくと安心です。
お金の基本を知りたい!という人に向けて、お金を貯めるための家計管理の基本から節税の知識、ライフイベントにかかるお金、保険、資産運用にいたるまで、幅広いお金の知識を、わかりやすく解説。
詳しくはコチラ→『はじめてのお金の基本』(成美堂出版)