総務省統計局では毎年「家計調査」と呼ばれる、平均的な家計の支出統計を発表していることをご存じでしょうか?2021年度の家計調査の結果も2月8日発表されたのですが、こちらを受けて毎年注目されるのは、県庁所在地と政令指定都市を対象にした各地の「ぎょうざの年間支出金額」。

なぜならここ数年、栃木県宇都宮市と静岡県浜松市が“ぎょうざ日本一”をかけて支出金額で競い合っているからなのですが、先日発表された家計調査では、まさかの宮崎市が宇都宮市と浜松市を押さえ、ぎょうざの支出金額が全国1位となりました。

人気の市販品ぎょうざ1位はあの大手中華チェーン店!

とはいえ餃子は手作りすると餡を作って1つ1つ皮で包む作業が必要になるなど、かなり手間のかかる料理です。が、餃子は冷凍やチルドといった多種多様な市販品の商品が豊富に販売されており、さらに現在はコロナ禍の影響もあって全国各地に冷凍餃子の自動販売機まで設置されている状態。つまり、手間をかけなくても簡単に食べることができる中食として、絶大な人気を誇っている状態なのです。

コロナ禍で盛り上がりを見せる市販品の餃子ですが、どれが人気なのかご存じでしょうか?そこでライフログテクノロジー株式会社が調査した「市販品の餃子喫食ランキング」をみてみましょう。

市販品の餃子喫食ランキング

1位…外食 餃子の王将 餃子

2位…中食 味の素冷凍食品 ギョーザ

3位…中食 信栄食品 マッスルギョーザ

4位…中食 大阪王将 ぷるもち水餃子

5位…中食 味の素冷凍食品 水餃子

6位…外食 ぎょうざの満州 焼餃子

7位…中食 味の素 しょうがギョーザ

8位…外食 日高屋 餃子

9位…外食 宇都宮みんみん 水餃子

人気急上昇!高タンパクで低糖質・低カロリーの冷凍餃子

見事1位となったのは中華料理チェーン店「餃子の王将」の餃子。コロナ禍で外食自粛が求められていますが、餃子の王将ではできたてはもちろん、家庭で焼ける生餃子のテイクアウトも実施しています。

2位は味の素の冷凍食品「ギョーザ」。水と油なしで、蓋をしたフライパンに中火で5分焼けば、パリパリの餃子が完成。その手軽さと安定した美味しさで、家庭用冷凍食品の中では18年連続で日本一の売上を記録しているといいます。

そして3位にランクインしたのは信栄食品「マッスルギョーザ」。信栄食品は1998年に創業した餃子専門メーカーなのですが、こちらはその名の通り高タンパクで低糖質・低カロリーの冷凍餃子なのです。

最近の冷凍餃子はどこのメーカー美味しいです。

日本の餃子人気を支えているのは、美味しい餃子を簡単に自宅で食べることができるよう開発された、各社の企業努力によるところが大きいようです。そして来年、日本一の餃子の街はどこになるのか?こちらにも注目でしょうか。

【調査概要】
調査主体:ライフログテクノロジー株式会社
(https://calomeal.com/)
調査期間:2021年1月1日〜12月31日
調査対象:カロミルユーザー