北京五輪フィギュアスケート男子、銀メダルを獲得した鍵山優真【写真:AP】

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北京五輪で鍵山は銀メダルを獲得

 北京五輪フィギュアスケート男子で日本フィギュア史上最年少をとなる銀メダルを獲得した18歳・鍵山優真。フリーの演技後にファンの心を奪った瞬間があった。得点が出た瞬間、コーチで五輪2大会出場の父・正和さんが見せた歓喜のシーン。ネット上では「心底嬉しそうなのを見てホッコリ」「泣けてくるな」などと反響が広がった。

“父子鷹”で掴んだ銀メダルだ。鍵山は演目「グラディエーター」に乗り、冒頭の4回転サルコーを余裕を持って着氷。続く4回転ループは片手を着いたが、ここからは全てのジャンプに成功。五輪初出場とは思えない圧巻の演技を見せた。

 キス・アンド・クライでは隣に座る正和さんとスコア表示を見守った。合計310.05点。メダルが確定した瞬間、鍵山と正和さんは笑顔を作って、拳を重ね合わせた。

 父子歓喜の瞬間にツイッター上のファンは感涙。「あんなに厳しい正和さんがあんなに嬉しそうで泣く」「正和さんが父の顔で喜んでるのがもっと嬉しい」「正和さんが心底嬉しそうなのを見てホッコリ」「正和さん口許押さえて、目泳いで、最後は顔覆って涙こらえてたのかな」「正和さんのびっくり顔、泣けてくるな」などと正和さんの姿に反応したコメントも多く見られた。

 鍵山は団体戦銅メダルに続き、今大会2個目のメダルを獲得。個人でのメダルは日本フィギュア史上最年少となった。

(THE ANSWER編集部)