北京オリンピックが開幕し、ますます注目を集めるフィギュアスケート。コロナ禍で気軽に外出がしづらい中、テレビでフィギュアスケートを観戦している人も多いのではないでしょうか?

今回は、株式会社ベネクスの調査による、フィギュアスケートファンの特徴を見ていくことにしましょう。

オリンピックでの活躍も期待大です!

女性は年齢を重ねるごとにフィギュアスケートに魅了される!?

年齢別にフィギュアスケートファンの割合を調査した結果によると、もっとも多かったのは男女ともに70代で、男性が9.3%、女性が28.7%。全年齢層で女性のほうが男性を上回っていることがはっきりとわかります。さらに、女性は年齢層が上がるにつれてファンの割合がどんどん増加し、20代と70代を比べると9倍以上となることがわかりました。

女性は年齢を重ねるごとにフィギュアスケートに目覚める人が急増することが判明!

次に、都道府県別でファンの割合を見ていきましょう。もっとも多いのは、男性が岩手県で8.1%、次いで徳島県で7.7%、福島県で7.0%という結果に。一方、女性は最多が秋田県で22.3%、次いで愛媛県で19.9%、岩手県で19.6%という結果となりました。男女ともに岩手県のファンが多いですが、東北地方は寒冷な地域なためスケート場なども多いという視点から、フィギュアスケートに親しみを持つ人が全国的にも多いであろうことは予測できます。しかし、徳島県や愛媛県などの四国地方でもフィギュアスケートファンが多いというのはとても興味深い結果でした。

東北、四国にファンが多い模様。

ファンとファン以外が抱くフィギュアのイメージにギャップ?

最後に、フィギュアスケートのイメージについて聞いたところ、ファンの中でもっとも多かった答えが「かっこいい」でした。確かに、氷上で華麗に舞うフィギュアスケーターたちの姿はとてもかっこいいですが、やはり羽生結弦選手や宇野昌磨選手、そして北京オリンピックで注目を集めている鍵山優真選手といった、男性スケーターの活躍が影響しているように感じます。次いで、「若々しい」という答えは競技での身体能力の高さを目の当たりにしているからでしょうか。

北京オリンピックで大活躍している鍵山優真選手は18歳。確かに若々しい!

また、ファン以外の人が抱くイメージの最多は同じく「かっこいい」でしたが、その次は「世界基準」という結果に。注目度の高い大会などを通じて、日本人のフィギュアスケーターが活躍している姿が強く印象に残っているようです。

【調査概要】
調査主体:株式会社ベネクス(https://www.venex-j.co.jp/)
調査対象:インターネット調査
調査期間:2021年 11月15日〜12月20日
調査対象:1248人(男女各624人)
※集計データ:県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用