足がつるのは脱水症状の可能性も!?考えられる原因や病気を解説!

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寝ているときや運動しているときなどに起こる「足がつる」症状は、「こむら返り」とも呼ばれ、医学用語では「有痛性筋けいれん」といいます。足がつる症状は健康な方にもしばしばみられる症状で、一時的に足の指、足の裏、ふとももなどの筋肉に痛みやけいれんが起こるのが特徴です。

足がつる原因は複数あります。例えば、過剰な運動による筋肉の疲労、加齢(高齢者に多い)、脱水、電解質異常、ビタミン不足、妊娠中などが挙げられます。

代表的な病気には、肝硬変、糖尿病、腎不全、閉塞性動脈硬化症、静脈血栓症、椎間板ヘルニア、筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症があります。一時的に足がつる場合は、寝る前に入念なストレッチを行い、経口補水液でこまめに水分補給を補給しましょう。

すぐに病院に行った方が良い「足がつる」症状は?

足がつる症状のみではすぐに受診する必要はありません。

ただし、足がつる症状が頻繁に起こる、痛みが続くなどの症状が改善しない場合には早めに受診することを検討しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な受診科目は、内科、整形外科、脳神経内科です。

問診、触診、血液検査、画像検査(レントゲン、CT、MRI)などを実施する可能性があります。

病院を受診する際の注意点は?

持病があって内服している薬がある際には、医師へ申告しましょう。

治療をする場合の費用や注意事項は?

保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。

足がつる症状の病気

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腰椎椎間板ヘルニア

特発性筋クランプ

低ナトリウム血症

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アルカローシス

甲状腺機能低下症

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糖尿病

肝硬変

下肢静脈瘤

腎不全

血液透析