中国・西安で行われる消毒作業(2022年1月11日撮影)。(c)AFP

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【AFP=時事】新型コロナウイルス感染症による最初の死者が報告されてから2年の節目を迎えた中国で11日、河南(Henan)省安陽(Anyang)市のロックダウン(都市封鎖)が始まった。これにより、同国で現在封鎖されているのは3都市となった。

 2020年1月11日以降、把握されている新型ウイルスの死者は世界全体で550万人に迫っている。さらに、感染力の強い変異株「オミクロン株」の出現により、各国で規制が再導入されている。

 中国は、ロックダウンや国境封鎖、集団検査の並行実施で、初期の流行の封じ込めにはおおむね成功した。だが北京冬季五輪開幕を数週間後に控えた今、大都市で再流行が起きており、同国の「ゼロコロナ」戦略は正念場を迎えている。

 国営新華社(Xinhua)通信によると、安陽市は10日夜、住民500万人に対し、外出と車の運転の禁止を通達した。

 先週には、同じく河南省の禹州(Yuzhou)市でも、住民100万人の外出が制限された。また、1300万人が住む西安(Xi'an)市のロックダウンは3週目に入っている。

 中国では11日、110人の新規感染が報告された。1日当たり何十万人もの感染者が出ている米国など世界の流行中心地に比べればわずかな数だが、北京五輪の開催準備を進める中国当局にとっては警戒材料となっている。同大会では、厳格な安全規則が適用されるとみられている。

【翻訳編集】AFPBB News

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