@AUTOCAR

写真拡大 (全7枚)

2022年版 愛車に適したスマートフォン環境を

執筆:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)

今や車内でスマホを利用するシーンは多く、カーナビ・アプリやドラレコ・アプリを活用したり、Bluetoothでカーナビやカーオーディオと接続して、音楽を楽しんでいる人も少なくないだろう。

【画像】飲み物も置ける、サンワサプライ200-CAR094【新製品】 全18枚

もちろんハンズフリー通話を行う場合もあるはず。


サンワサプライ200-CAR094    サンワサプライ

そんなときにオススメなのが、スマホを見やすくて扱いやすい位置に設置でき、バッテリー残量を気にせず使える「充電機能付きスマホ・ホルダー」だ。

今回は、個性的な5モデルについて紹介しよう。

サンワサプライ200-CAR094 飲み物も置ける 

サンワサプライ「200-CAR094」は、ホルダー部を好みの位置にセッティングできるフレキシブルアーム搭載モデル。

12月24日に発売されたばかりの新製品だ。


サンワサプライ200-CAR094    サンワサプライ

本体は純正ドリンクホルダー(直径7.2cmまで)に手軽に固定できる構造を採用した。

側面にはスマホやタブレットの充電に利用できるUSBポートを2基、ポータブルナビやドラレコに給電ができるアクセサリーソケットを2基搭載している。

ホルダー部(横幅6.4〜13.2mm、厚さ0.9〜2.5cmに対応)は両側面のボタンを押すとアームが開き、片手での操作が可能。縦横切り替えや上下左右調整、落下防止ガード、傷付き防止クッションなども備えている。

手帳型ケースにも対応する形状だ。

エレコムP-CARS04 85mmのロングステー

エレコム「P-CARS04」は、シガープラグ、フレキシブルアーム、ホルダーが一体化した独特のスタイルで、車両の電源ソケットに差すだけで取付けられる。

基部にはスマホやタブレットの充電に便利なUSBポートが2基、ポータブルナビやドラレコに給電ができるアクセサリーソケットが1基備わる。


エレコムP-CARS04    エレコム

また、USBポートには接続された機器を自動的に見分けて最速充電が行える「おまかせ充電」機能を搭載した。

アーム部はボールジョイントによって360°自由に回転ができ、横幅約45〜90mm、厚さ約22mmまでのスマホに対応。

手帳型ケースを装着したままでも取付けられ、ワンタッチで取外しが可能なワンプッシュボタンも備えている。

カロッツェリアSDA-SC510 取付け方法が2種

カロッツェリア「SDA-SC510」は、電動ホールド機能を搭載し、ボタンを押すだけでアームの開閉が可能。

ワイヤレス充電「Qi(チー)」規格に対応しており、スマホの機種によっては置くだけで充電を開始する。最大15Wの急速充電も可能だ。


カロッツェリアSDA-SC510    パイオニア

ホルダー部にはスリップ防止パッドと落下防止パーツが装備され、スマホ脱着時の落下を防止。

2つのアタッチメントを付属することにより、ダッシュボード上とエアコンルーバー前面の2か所から取付け場所を選べるのも特徴だ。

電源はアクセサリーソケットから取得でき、USBチャージャーも同梱されている。

カーメイトNS401 異物・加熱を検知

カーメイト「NS401」は、トレイ部分にQi(チー)規格対応のスマホを載せるだけでワイヤレス充電が開始し、フレーム部分が美しくブルーに発光する。

スマホの背面が当たる部分には滑り止めクッションが貼られ衝撃を低減。異物を検知したときや、温度上昇が発生したときなど、異常時には充電を停止させる「異物・加熱検知機能」も搭載されている。


カーメイトNS401    カーメイト

電源はUSB端子から取得可能だ。

クルマで使用する場合には、車載ホルダーを組み合わせて純正ドリンクホルダー(内径65〜80mm、深さ60mm以上)に固定。

自宅やオフィスで使用する場合には卓上スタンド上に載せて使用する。

適合するスマホはiPhone11以降のほか、Google、Samsung、SONYの一部機種。同社ウェブサイトで詳しい情報を確認できる。

セイワD585 エアコンルーバーに

セイワ「D585」は、エアコンルーバーに取付けができ、ボールジョイントによってユーザー好みのセッティングがOK。

縦回転、横回転、左右角度調整も行える。


セイワD585    セイワ

スマホをかざすと内蔵されたコイルセンサーが反応して電動でアームが閉まり、Qi(チー)規格に対応したスマホはワイヤレスで最大出力10Wの高効率充電が可能となる。

適合するスマホは幅61〜87mmで、厚さは15mmまで。ケースや手帳型カバーを装着したまま利用できるのも便利だ。

ラインナップにはホルダー部の機構が共通でダッシュボード上に吸盤で装着できる「D586」もある。