ハーツ戦で古橋が決めた決勝点が物議を醸している。(C)Getty Images

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 現地時間12月2日に開催されたスコットランド・リーグの第16節で、古橋亨梧の所属する2位のセルティックは3位のハーツとホームで対戦。1‐0で勝利を収めた。

 物議を醸しているのが、古橋が決めた決勝点だ。33分に右SBのラルストンが右サイドから送り込んだ鋭いクロスに右足で合わせ、ワンタッチシュートを決めたのだが、オフサイドラインぎりぎりだったのだ。

 地元メディア『footballscotland』によれば、ハーツのロビー・ニールソン監督は試合後、この判定に激怒。次のように声を荒げた。

「残念だが、我々はセルティックに負けていなかったのに、ひどい判定に敗れることになった。ハードワークをし、チャンスもあったのに、正しい判定が行なわれなかったせいで、このような結果になってしまった」

【動画】オフサイドだった? 敵将が激怒した古橋の巧みな決勝ゴール
 41歳の指揮官は、「信じられない。そのシーンを見ていた。誰もがそれ(オフサイド)に同意するだろう」と主張し、こう続けている。

「人々は『判断は難しい』と言うかもしれない。だが、オンサイドかオフサイドのどちらかだ。ラインズマンはよく見える位置で見ているじゃないか。オフサイドを取るべきだった」

 判定には様々な意見があるものの、見事なワンタッチシュートを決めた古橋は、これでリーグ戦では得点ランクトップタイの8ゴール目。公式戦では14ゴール目となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部