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愛馬の頑張りと新星の誕生を見ました!

特に報告するほどの話もありませんが、本日はお出掛けの記録です。まだまだ入場制限がつづく中央競馬ですが、僕は指定席券を買う「コツ」をつかんでおりますので、狙った日に来場することが可能です。大変な激戦となった天皇賞秋にも行けたのですから、実質いつでも行けると言っても過言ではありません。まぁ、ジャパンカップ入場への挑戦はちょっとしんどいのでやらないと思いますが、行こうと思えば行けるという自信はあります。

↓天高く馬肥ゆる秋です!芝生も緑でキレイで人が多い!



↓入場時にはスマホスタンドにもなるボールペンをいただきました!



今回の目的はひたすらに愛馬観戦です。僕が50グラムほどを所有しているシンハリング号が、オープン入りを目指してレースに出走するのです。これまですでに3勝を挙げ、十二分に楽しませてくれている愛馬ですが、残念ながら目の前で勝利を見ることはできていません。たまたま行けなかった日だけ勝っちゃったりしたもので。今回は目の前で自分の馬(※所有分は肉片レベルかもしれないが…)の勝利を見られたらいいなと思っての参戦です。

まずは景気づけにと競馬をして遊びますが、最近予想の調子がとてもよく、この日も的確に予想が当たります。人生で今年が一番当たっているかもしれません。JRAのサイトにあるオンライン投票の収支を見たら、何と、まだプラスでした。オンライン投票だけの収支なので現地投票分も合算したら負けているかもしれませんが(※記録をつけていないので忘却/高額の負けほど忘却/何もかも忘却)、好調であることは間違いありません。

その要因の最たるものは煩悩からの脱却です。欲から解き放たれ、真に「す、す、スポーツとして馬を見ているのであって、ま、ま、負けたぶんは観戦料だし(震え声)」という境地にたどり着いたのです。最近はオッズも見ませんし、オッズ次第で賭け金を変えたりもしません。ただただ馬とデータを見て予想し、自信に沿った金額をベットするだけ。そうすることで手堅い予想に的確に賭けることができるようになり、この日も「500円買って350円的中」「600円買って550円的中」などの手堅い的中を連発。欲をかいて丸損ではなく堅実な微損とすることで、着実に賭け金を回収できるようになったのです(※賭けないほうが正解では?とか言わない/賭けたほうが面白いから)。

↓「500円買って350円的中」は一見すると負けっぽいですが、勝ちです!


150円負けたのではなく、奪われた500円のうち350円をJRAから取り戻したので勝ち!

ただ殴られたのではなく、相手の拳を額で受けて相手の指を折った、的な話!

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いよいよ愛馬のレースを迎え、まずはパドックに向かいます。GIレースが開催される日程ではありませんが、人出は確実に増えています。そのせいか上手く観覧ポジションを取れないほどです。秋の日差しは傾くのが早く、そのぶん影も伸びてきます。愛馬をいい感じにカメラにおさめるのに苦労し、レースの予想をする時間もありませんが、まぁ問題はありません。愛馬が勝つ、そう確信していれば予想など不要なのです。

↓パドックから懐かしそうな目で僕を見る愛馬です!



↓「今日は馬主さんに焼肉をごちそうしますよ」と意気込む愛馬です!



↓愛馬からの意気込みを感じ、予想皆無の応援馬券を購入しました!



パドックから返し馬へと進む愛馬は、動きもキビキビしており元気いっぱいです。鞍上には気鋭の横山武史騎手をいただき、ミーハー心もグッと満たされます。しかし、不安材料も。このレース、愛馬は大外の8枠17番に入りました。これまでのレースぶりからすると、瞬発力に欠けるところがある愛馬は後方から差し切るようなレースはできません。前目につけてロングスパートをかけ、全馬がヘロヘロになりながら粘り込むようなレース運びが勝ち筋です。その意味では大外枠だと先頭に取り着くのが難しく、好スタートを決めて一気に前に出なくてはなりません。ちょっと条件がつく感じです。

ところが、スタートはそこそこの出であったものの、騎手はむしろ控えるような構えで、愛馬は中団から後方の位置取りとなります。3コーナーから4コーナーにかけてジワリ上がってはいきますが、いかんせん先頭までが遠すぎます。そして、今週から内柵が移動し、コース内側の芝生の状態がよくなっています。先行集団の足が止まらず外から追いかけても届きそうもありません。愛馬もバテているわけではないのですが、後ろから追いかけて抜くのはできない、そういうタイプです。前目から押していく逆の展開だったら…と思いますが、まぁ大外枠を引いた時点で仕方ない展開だったでしょうか。この日はちょっと愛馬の出番はありませんでした。

↓ただ、愛馬をいい感じでカメラにおさめることができました!以下、愛馬写真集です!












まるでカレンダーにでも使えそうな愛馬の写真を見ていると、完全にスッてしまった応援馬券のこともカレンダー購入代のような気分でうやむやになります。まぁ正直、相手関係と枠番を見ながら「単勝複勝100円ずつでいいか…」と思った瞬間もありましたし、そのほうが予想としては正解だったかもしれません。しかし、もしも首尾よく勝ったときに愛馬が寄ってきて「馬主さん!今日は焼肉ですね!」とキラキラした目で言われたら、「すまん、200円しか買ってないから松屋のカルビ焼肉定食までだな…」とは答えられないと思ってしまったのです。馬がそんなことを聞いてくるはずがないのに。

それでも「無事是名馬」と言いますように、まずは健康が第一です。労いの意味でホースプレビューからレース後の愛馬の様子を見守りますと、まだまだ元気いっぱいの様子で歩き回っています。何ならもうひと勝負やってくれそうなほど。うむ、元気そうでよかった。今回は完全に愛馬向きのレースではありませんでしたが、元気であればまたチャンスも巡ってくるでしょう。その際は、愛馬らしいレースで、勝ち負けしてもらえたらと思います。勝利を重ねてオープン入りし、夢の重賞、GIへ。「次は寿司を頼むぞ」としっかり伝えておきました。

↓「次はスシローですね、わかりました!」と答えてくれた気がします!

その後はリラックスして、通常の競馬へ。この日のメインレースは出世レースとしても名高い、東京スポーツ杯2歳ステークスです。パドックを見ておりましたところ、素人目にも1頭だけモノが違って見えるイクイノックスという馬がいました。馬格は体重の割に大きく、細身でスラッとしてります。プロフィールを見れば新種牡馬キタサンブラックの産駒だといいます。しかも母馬シャトーブランシュは自身も重賞ウィナーでありつつ、初仔から重賞ウィナーを出しているという名繁殖です。ほほぉ、と思います。

これだけ我が目で違って見えるものがはたしてどれだけすごい馬なのか、自分を試すような気持ちで馬券を買いますと、これが予想以上の強さで完勝したではありませんか。走破タイム1分46秒2も優秀ですし、上がり3ハロンが32秒9というのも出色の走り。東京コース芝1800メートルの出世レースをこの強さで制した馬なら、来年のダービーでも有力な候補となるでしょう。あるいはキタサンブラック産駒が初年度からクラシックを制して、大種牡馬への道を歩むなんて展開もあるかもしれません。おかげさまで愛馬レースでの負け分も取り返しましたし、ちょっと覚えておきたい馬になりました。

その後、最終レースまで楽しみまして、この日は750円の負けとなりました。ただ、愛馬レースで1000円負けていることを考えれば、それ以外では粘って取り返しており、手応えとしては悪くない戦いでした。強そうな馬と早めに出会ったことで、「イクイノックスはワシが育てた」的な視点からの購入が、今後の馬券収支にも貢献してくれそう。お土産として愛馬の応援馬券(紙)を大切に持ち帰り、大満足のお出掛けとなりました。

↓イクイノックス、これは強い馬かもしれません!以下、有力馬写真集です!












このまま勝ちつづけてくれれば、来年のクラシック戦線では馬券でも勝てそう!


キタサンブラックの仔が出たら1頭欲しくなるような勝ちっぷりでした!