今年もやっぱり「123456」、世界50カ国で最も使われたパスワード発表
「Top 200 most common passwords」パナマのセキュリティ企業Nord Security社は、2021年で最も使われたパスワードのランキング「Top 200 most common passwords」を発表した。年末の恒例行事にもなってる各種ランキングの発表だが、毎年ここまで1位が変わらないランキングも珍しい。Nord Security社だけではなく、他のセキュリティ企業なども「○○年の最悪パスワード」などを発表しているが、毎回1位になるのは「123456」「123456789」など「123456〜」の数字の文字列となっている。今回の調査でも、世界50カ国での1位は「123456」になり、日本での1位は「password」(2位が「123456」)だった。最もよく使われるパスワードはセキュリティ面で弱く、パソコンをのっとられたり、各種アカウントを勝手に使われたりする危険性がある。実際、ランキング上位の「123456」「123456789」「12345」「qwerty」「password」は、パスワードを盗み出すのにかかる時間が1秒未満となっていて、のっとりや情報詐取の危険性は跳ね上がる。出張などでホテルなどに泊まるとごくまれに「123456」「password」といったWi-Fiパスワードを目にすることがあり、そういった宿泊施設にクレジットカードや電話番号といった個人情報を預けることに不安を覚えるのは当然のことで、複数の顧客データを扱う業種はぜひパスワード管理について意識改革してほしいところだ。「Top 200 most common passwords」
URL:https://nordpass.com/most-common-passwords-list/
2021/11/19
URL:https://nordpass.com/most-common-passwords-list/
2021/11/19