【完成版】441お母さんは働きながら家事も育児も完璧だったよ前01

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近年の話です。私は2歳と4歳の男の子をもつママです。正社員としてフルタイムで働いています。わが子が通う保育園は、パパが送り迎えをしているご家庭をよく見かけます。パパが近所のスーパーで買い物をしていたりもして、ああ、家事も育児も夫婦で分担しているんだな……と、羨ましくなります。

というのも……うちの夫はたとえ私より早く仕事が終わったとしても、保育園のお迎えには絶対に行こうとしません。家事と育児は私の役目、と最初から思い込んでいるのです。

夫は帰宅してからは、スマホやテレビを見ながらソファでゴロゴロしています。

そんな夫を尻目に私は夕食の支度をし、子どもをお風呂に入れ、歯を磨き、寝かしつけ、明日の保育園の支度……仕事で疲れた身体にむち打ちながら家事と育児をする私。夫は完全スルーです。

義母は「うちは共働きだったけど、お父さんは家事も育児もまったくしなかったのよ」と困ったように笑います。ちなみに義母は保育士としてフルタイムで定年まで働き続けました。

私「それはすごく大変でしたよね……どうしていたんですか?」

義母「近所に親戚のおばさんが住んでいたから、ちょくちょく預かってもらっていたの。子どもが熱を出したときもお迎えに行ってくれたりとかして、本当に助かったわ」

たしかにおばさんの助力はあったかもしれませんが、それでも仕事と家事育児の両立はとても大変だったことでしょう。義母はずっとスポーツをやっていて体力に自信があるそうですが、それでもしんどかったはずです。そして、そんな義母を見ながらも一切家事育児をやろうとしない義父……。

夫はそんな義両親の姿を見て育ったので「家のことは母親がやって当たり前」と刷り込まれているようなのです。

「昔はそれが当たり前だった」と言ってしまえばそれまでなのですが、それでもやっぱり、何もしようとしなかった義父にモヤモヤしてしまいます。







夫の言葉にはとてもがっかりしました。私はわが子にこのような偏見を刷り込むことはしないように気をつけていきたいと思います。

後編へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・Ponko 編集・秋澄乃