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「変わんないでしょ?(笑)」は正解じゃなかった!

熱戦つづくワールドカップ(何の?)アジア最終予選(いつの間に)。17日深夜には日本代表(ラグビー?八村?)VSオマーン代表(国際空港のことしか知らない)戦が行なわれました。この予選中、ホームで手痛い負けを喫した相手(え!?そうなん!?)とのリベンジマッチは、アウェー戦を独占中継するDAZNの箱庭のなかで行なわれていました。

順位は上だがワールドカップ出場圏内にはまだ入れていない日本と、ワールドカップを目指すならグループ3位にホームで負けるわけにはいかないオマーン。お互いに大きなプレッシャーを感じながらの一戦。現地はコロナ禍の存在など感じさせないような大観衆が、おなじみのお祈り応援でアウェー感を生み出してくれています。深夜に密かに見る熱い代表戦、味わいがあってとてもいいものです。

そんな大事な試合に、日本代表は前戦のベトナム戦とほぼ同じ陣容で臨むことを決断しました。メンバーの小まめな変更を期待する一部有識者からは諦め混じりに「変わんないでしょ?(笑)」という声も漏れ聞こえる状況ですが、森保采配はやはり変わらないのか。このまま最後までいくのか。心配と不安とが入り混じる、ピリピリするような立ち上がりです。

↓【問1】ベトナム戦から変更され、新たにスタメンとなったメンバーは誰か答えよ。(一般正答率9%)

【問2】では、ベトナム戦では誰がスタメンで出ていたか答えよ。

【解答】問1の正解は柴崎岳さんで、問2の正解は守田英正さんでした!

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そして始まった試合。しかし、試合は極めて停滞したものとなります。確かに日本は押し気味に試合を進めてはいます。縦に入れて大大迫勇也さんが半端ないおさめを見せ、それをインサイドハーフの選手が前を向いて受け、サイドから崩していく…的なことがつづいてはいます。だが、ゴールを決めに行く感じまではなく、「まずは負けない」といった構え。柴崎さんからのパスでごくまれに「お?」となる瞬間もありますが、それも「お?」止まり。

対するオマーンも、ときおり日本の上がり気味になる左サイドの裏を突いて単発での突破を見せますが、そこから一手二手とかけると途端に精度が落ち、ゴールへの予感はありません。互いにジャブでガードを叩きつづけるような動きのない試合。オマーンのオッサンの拡声器カラオケがメインなんじゃないかという調子で、流れるように前半が終わります。ふぅー、もしもコレが録画中継なら前半はオールカットでもおかしくはなかったところ。やはり1分くらいリアルより遅れるネット中継だとしても「録画よりは生だな」とDAZNのある喜びに打ち震えます。ハーフタイムに面白CMが流れても「まぁネットだしな」と気楽にスルーできるのもいいですよね!

↓【問3】サッカー日本代表キャプテン吉田麻也さんもオススメする、無料ゲームがたくさんあって、すごいヒマなときに訪問すると楽しいサイトとは?


【問4】そのサイトは私が遊んでも大丈夫なものですか?

【解答】問3の答えは「ベラジョン」で、問4の答えは「自己責任」です!


ハーフタイム中のCMを見て「ヒマだしベラジョンでもやるか…」とダラけてしまった人に朗報が届いたのはハーフタイム後でした。何と日本代表は後半頭から注目の三笘薫さんを、この日スタメンで起用された柴崎さんに替えて送り込んだのです。これを「45分で気づいた」と考えるか「45分かかった」と考えるかは人それぞれでしょうが、とにかく日本は変わりました。この日最大の問題であった「【問5】変わんないでしょ?(笑)」の答えは「【解答】45分後に変わる」だったのです。

まさかの答えには、オマーン側も「ベトナム戦で解説していたマツイさんが変わんないって半笑いで言ってたじゃないですか!」と、日本の変わり身にさぞやご立腹でしょう。ムハハハハ、マツイさんが言っていることを真に受けるほうが悪いのです。マツイさんの言っていることを真に受けているのは、日本では加藤ローサさんくらいのもの。いい機会なので、名前が「マツ」「タケ」「ラモ」から始まる解説者の話は話半分で聞き流すのが日本の伝統的スタイルだと、オマーンさんにも学んでもらいましょう。



三笘さんは早速のドリブル突破で後半開始早々にオマーンを手玉に取ると、ウトウト勢とベラジョン勢と漫画の話とかし始めた解説者勢を一気に試合へと引き戻していきます。前半は割と渋い感じだったメイン解説の岡田武史さんも「いいですねぇ!」と声がほころびます。つづけざまの後半4分にも左サイドから三笘さんが相手3人をかわして折り返し、日本が惜しい場面を生み出します。得点にはならなかったものの、無人のゴール前をコロコロとボールが横切ったのは、オマーンとしては「助かった」としか言えない場面。日本の選手が足を止めていなければ、一気に仕留めるチャンスでした。

さらに後半14分には相手のペナルティエリア内で日本の選手が倒される場面も。すると、すかさず何やら主審に話し掛けにいくベラジョン吉田。吉田からの「ベラジョンやろうぜ」的な声掛けを無視するためではないのでしょうが、主審は熱心にVARとの交信をしています。もしやPKか?PKがくるのか?と期待感高まりますが、ここはビデオの確認までは行なわれず。ただ、明らかに日本にはゴールの匂いが漂ってきています。ベラジョンより面白い試合になってきました。

次々に手を打つ森保監督は、後半17分に中山雄太さんと古橋亨梧さんを投入し、さらに変化をつけてきます。古橋さんは相手の守備陣との駆け引きから一発で裏を取るなど嫌らしい動き。「足が速い」「ドリブルが上手い」「動きが嫌らしい」という3本の矢が揃い、オマーンとしてはどこを固めればいいかも悩ましいといったところか。他会場ではオーストラリアが中国と引き分けたという情報も入っており、日本は「勝てばワールドカップ出場圏内の2位浮上」となるところ。1点、1点あれば勝てる、そうすればワールドカップ出場が手の内に入る、そんな状況をしっかりとモノにできるのか、できないのか。大きな問いが突きつけられます。

そして、試合が動いたのは時計が80分をまわった頃。日本は左SBに入った中山さんが素早い寄せで相手のクリアボールを奪うと、それをつないで三笘さんへ。ボール自体はややズレていましたが、三笘さんは身体の後ろにズレたボールも後ろ足で引き寄せるような動きで前に運び、推進力が衰えることがありません。その「一歩の速さ」で作った隙間を通してクロスを送ると、この試合おとなしかった右サイドの伊東純也さんが見事に合わせ先制点!このゴールは単なる1点ではなく、「これでイケるぞ」「これでいこう」と期待感と結果とが合致するナイスゴール。日本の新しい姿が見える、新しい姿へと向かっていける、そんな1点でした。この試合は、何か大きな流れの分岐点になりそうな気がしますね!

↓【問6】日本はワールドカップにいけるでしょうか?


少々ピンチがあっても、それを救う新たなヒーローが現れる!

そうやってこれまでも勝ってきた!

【解答】大丈夫でしょう!何やかんやで!



先制点に沸き立つ日本代表の面々。アウェーのスタンドに集った応援団も歓喜に揺れています。残り10分、日本は残りのカードを切り、試合を殺しにかかります。オマーンのお株を奪うような「倒れたら寝る」の中東戦法や、最終盤には相手陣内のコーナーフラッグ付近でボールキープを狙う時間稼ぎも見せました。「つまらない試合をさせたら天下一品」と評される森保采配の真骨頂で、何事もなく試合は終了。日本はオーストラリアをかわしてグループ2位となり、ワールドカップ出場圏内へと浮上しました!

↓よし、2位浮上!あと全部勝てば追いつかれることはないから、もう勝ったな!


↓勝ってから見ると、間違いなく名将!

誰だ!半笑いで「変わんないでしょ?(笑)」とか言ってたのは!

日本は変わりましたよ!

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試合後のインタビュー、森保監督は「現地で応援してくれた日本の方々、そしてDAZNの放送をもって深夜の時間帯に応援してくれた方々がいる」ことを心強く感じながらの戦いだったと語りました。深夜だし、DAZN独占だし、そんなに見てないんじゃないかという気もしますが、ここからの試合には俄然注目も高まっていくことでしょう。新星の活躍と変化の予兆。ワクワクするような気持ちが高まってきました。日程的には「DAZN独占中継のアウェー戦でワールドカップ出場が決まる」もありそうなので、そういった新たな光景にも期待したいものですね!


DAZN独占中継で決まるパターンが見たいので、狙ってみてくださいね!