ホリエモン「最低だな」、   石川遼選手への“吊し上げ報道”を批判

写真拡大 (全2枚)

堀江氏はTwitterを更新し、プロゴルファーである石川遼選手が、自主隔離を無視して行動したとの報道についてコメントしました。

やっぱこうやって吊し上げるんだな、最低だな。 https://t.co/GiM7x3APwA

- 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) November 8, 2021https://platform.twitter.com/widgets.js

堀江氏は「やっぱこうやって吊し上げるんだな、最低だな」とツイート。

Smart FLASHの報道(※1)では、アメリカに滞在していた石川遼選手が帰国し、「午前中は練習場の一角でショット練習に励み、昼食後はコースへ出ています。さらに夜になると、彼らは毎晩のように飲み会をしていた」と述べられています。報道では最後に「日本を代表するスター選手がこのまま何もなかったようにツアーに出場し続ければ、ファンの大きな失望を招くはずだ」という文で締められていました。

自粛リテラシーと報道姿勢のバランスが大切か

画像:wellphoto/Shutterstock

厚生労働省によると、現在、日本へ帰国した人には「14日間の待機期間中」ルール(※2)が課されています。「自宅や宿泊施設(登録待機場所)で待機し、他者と接触しない」「毎日、位置情報と健康状態の報告を行う(誓約義務)」(※2)などの決まりがあります。

たしかに、今回の石川選手の行いが事実であれば、このルールから逸脱している行為ではあるでしょう。ただ、現在は飲食店への自粛ルールも緩和されているなかで、それを咎めるような報道は堀江氏の言う通り、まさしく個人を吊し上げている状態といえます。

コロナ感染拡大を防止するための施策は、結局のところ各人のリテラシーの問題であるにもかかわらず、個人を吊るし上げるような報道を通して、その人の進退にまで影響を与えるのは”行き過ぎ”のはず。

もはや、面白半分に騒ぎ立てる”野次馬”のような状態に近いと言えるかもしれません。こういったマスコミとしての報道姿勢が問われるタイミングに来ているのではないでしょうか。