文大統領は弔問せず 大統領府高官を派遣へ=盧泰愚氏死去
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、26日に死去した盧泰愚(ノ・テウ)元大統領への弔問を見合わせるようだ。
青瓦台(大統領府)の高官は27日、文大統領の弔問について記者団に問われ「兪英民(ユ・ヨンミン)大統領秘書室長と李哲熙(イ・チョルヒ)政務首席秘書官が行くだろう」と答えた。同日午後に予定する東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)のオンライン首脳会議や翌日からの海外訪問日程などを考慮したという。
文大統領は大統領経験者に礼を尽くすと同時に、1980年の民主化運動(光州事件)弾圧に関与した過ちなどに対する革新層の根強い反感も踏まえ、弔問に青瓦台の高官を派遣することを決めたもようだ。
文大統領はこの日、盧氏について「民主化運動の強制鎮圧や軍事クーデターなど歴史的な過ちが少なくないが、ソウル五輪の成功や(共産圏諸国との関係構築に努める)北方外交の推進、南北基本合意書の採択など成果もあった」と評価した。
青瓦台(大統領府)の高官は27日、文大統領の弔問について記者団に問われ「兪英民(ユ・ヨンミン)大統領秘書室長と李哲熙(イ・チョルヒ)政務首席秘書官が行くだろう」と答えた。同日午後に予定する東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)のオンライン首脳会議や翌日からの海外訪問日程などを考慮したという。
文大統領はこの日、盧氏について「民主化運動の強制鎮圧や軍事クーデターなど歴史的な過ちが少なくないが、ソウル五輪の成功や(共産圏諸国との関係構築に努める)北方外交の推進、南北基本合意書の採択など成果もあった」と評価した。