車両にはキハ40形とキハ47形が使われます。

午前発と午後発とで運行ルートが異なる


JR九州のキハ47形ディーゼルカー。写真はイメージ(2014年2月、草町義和撮影)。

 JR九州が翌2022年秋、西九州新幹線の開業にあわせて新しい「D&S列車」を運行します。「D&S」は「デザイン&ストーリー」を意味し、ほかに特急「ゆふいんの森」や「A列車で行こう」、「指宿のたまて箱」などがあります。

 新しい列車の名称は、「ふたつ星4047」(ふたつぼし よんまるよんなな)。土休日を中心に、特急として長崎〜武雄温泉間を1日1往復します。なお、往路と復路とでルートが異なり、午前発が長崎本線経由、午後発が大村線経由です。長崎〜諫早間は旧線を通ります。車両にはキハ40形ディーゼルカーとキハ47形ディーゼルカーが使われます。

 列車のコンセプトは「西九州の海めぐり列車」。沿線に広がる有明海や大村湾の変化に富んだ「海」の“車窓”と、「海」がもたらした“地域のおいしいもの”が楽しめるといいます。

 主な区間の値段は、武雄温泉〜長崎間が4180円、肥前山口〜長崎間が3410円など。全車指定席です。