砥石を愛するポーランド人男性が念願の採掘に大興奮!和包丁作りと包丁研ぎの技を学び、驚きの進化を遂げていた!:世界!ニッポン行きたい人応援団

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ニッポンに行きたくてたまらない外国人を世界で大捜索! ニッポン愛がスゴすぎる外国人をご招待する「世界!ニッポン行きたい人応援団」(月曜夜8時)。毎回ニッポンを愛する外国人たちの熱い想いを紹介し、感動を巻き起こしています。

今回は、「ニッポンにご招待したら人生が変わっちゃった! 感謝のビデオレターが届いちゃいましたスペシャル」をお送りします。



憧れのニッポンで、2億5000万年前にできた砥石の原石を採掘


紹介するのは、ポーランド出身でイギリスに住む、砥石と包丁研ぎを愛するジェゴシュさん。


世界に類をみない、ニッポンの刃物研ぎ。研ぐことで生まれる圧倒的な切れ味が、素材そのものの味と食感を大切にする和食文化を根幹から支えています。「西洋料理は味付けにはこだわりますが、包丁の切れ味はあまり重要ではありません」と話すジェゴシュさん。西洋では、刃先に肉の脂が付着して切れ味が悪くなった時、脂を取ったり、刃先の修整を一時的に行ったりするためにスチール棒を使うそう。対してニッポンで使うのは砥石。地殻変動が多いニッポンでは、他の国にはない、粒子が細かい良質な天然砥石が豊富で、研ぎ文化を発達させてきました。

ジェゴシュさんが研ぎに興味を持ったのは、もともと料理好きだったことがきっかけ。ニッポンにはまだ一度も行ったことがなく、天然砥石ファン御用達のオンラインショップ「ジャパニーズ・ナチュラル・ストーンズ」で砥石を購入しています。価格は産地や品質によって数千円から数万円と幅広く、希少性が高い天然砥石は数十万円するものも。

事務の仕事でお金を貯め、これまでニッポンの天然砥石を5つ購入。休みの日の副業として、包丁研ぎの仕事をしています。初めは練習のために、日本料理店などで働く友人の包丁を研いでいましたが、口コミで広まり、海外からも研ぎの依頼がくるようになったそう。


早速、包丁研ぎを見せてもらいます。研ぎ方は、インターネットの動画や本を参考に独学で身につけたそう。研ぐのは、かなり状態が悪い菜切包丁。粒子の細かさが違う砥石を数種類選び、水に10 分ほど浸けて、水分をよく吸わせます。まずは荒めの砥石を使い、表面のサビや汚れを落とすこと2時間。次に仕上げ用の天然砥石「備水(びんすい)」で刃の切れ味を出していきます。備水で研ぐと泥が出てきましたが、この泥に含まれる粒子こそ、研磨剤の役目を果たす大切なもの。そのため、この泥は水で流さないのが研ぎの基本なのです。こうして8時間かけて研ぐと、ガタガタだった刃がまっすぐに!

すでにかなりのレベルに達しているように思えますが、「私の研ぎの技術は、まだ初歩の初歩です。研ぎの道に終わりはないと思います」と話します。そんなジェゴシュさんを、3年前、ニッポンにご招待!

向かったのは、京都・亀岡市。ここは、世界的にも稀な、2億年以上前の天然砥石が採れる場所です。天然砥石を採掘する伝統を受け継いでいるのが、明治10年に創業「砥取家(ととりや)」四代目、この道40年以上の土橋要造さん。天然砥石の採掘・加工から販売まで行う「砥取家」には、京都周辺の極上のブランド砥石がずらり。特に土橋さんが採掘する丸尾山の砥石は、料亭をはじめ、全国の名店で愛用されています。


ジェゴシュさんが目をとめたのは、土橋さんが丸尾山で掘った「白巣板」。実際に触れると「すごくなめらかです」と感激します。ジェゴシュさんの友達のお気に入りだそうですが、価格はなんと12万円。採掘が減った天然砥石は、希少価値から、かなり高額になるものもあるとのこと。

と、ここで、砥石の匂いを嗅いだジェゴシュさん。採掘された場所によって、匂いに特徴がある気がすると話します。土橋さんは「一本一本匂いが違います。特に層が違うと必ず大きく匂いも違います」と話し、その違いに気付いたことに感心。砥石への熱い想いに応えたいと、滅多に人を入れない採掘現場を案内してくださることに。


険しい山道を車で走ること20分、さらに歩いて辿り着いたのは丸尾山の頂上。幅30m、高さ10mの採掘坑は、土橋さんが約30年かけ、ほぼ一人で手作業で掘ったそう。採掘坑に入ったジェゴシュさんは「あんなに高い所まで手で掘ったなんて」とびっくり!

この場所から良質な砥石が採れるのには理由があります。ここにある砥石は、2億5000万年前、ハワイより南の深海底でできたもので、プレートに乗って年に数cmずつ移動し、亀岡周辺にだけ隆起。この石は粘板岩と呼ばれ、キメが細かく粒子が均一。1000年に1mmずつ堆積したため、層ができた時代によって、包丁向きの「白巣板」や刀剣向きの「内曇り」などの特徴があります。細かく分けて30種類にもなりますが、土橋さんは違いを見分けることができるそう。

ここで、土橋さんに採掘を見せていただきます。まずは細かな石を落とす「目切り」という作業。細かいところを落とし、亀裂を大きくして大きい石をできるだけ割らないように落としますが、ポイントは切り出す場所の見極め。例えば、断面に筋が多い場所は表面を磨いても砥石になりません。筋がない、砥石に最適な場所をなるべく大きな面で採掘するのが理想です。粘板岩は割れやすいので、どこに矢を打ち亀裂を入れるか、長年の経験が物をいいます。


今回特別に、ジェゴシュさんが、念願だった採掘に挑戦。大きな石の塊を狙い、矢を差し込んで動かすと......見事に塊が落下! 「これ、でっかい!!」と大興奮の2人は、ハイタッチで喜びます。2億5000万年かけてできたこの原石は、「大上(だいじょう)」と呼ばれる最上級の砥石。自ら採掘した砥石を前に、「一生に一度の経験だと思います」と感動。

採掘が一段落したら、土橋さんの妻・さゆりさんの手作り弁当で休憩。その後は、砥石の原石を滑車が付いたカゴに乗せ、トラックがある場所まで下ろします。「砥取家」の作業場に持ち込んだら、まずは切断機で大まかにカットし、どの地層を切り出すか慎重に判断。砥石1つ分の形になったら円盤にのせて面を整え......最後に手で磨きあげれば、丸尾山の天然砥石が完成!

「丸尾山の素晴らしい天然砥石のことを、帰ったらたくさんの人に教えたいです」。かつて砥石工場は亀岡一帯に数十軒もありましたが、人造砥石やステンレス包丁の普及で昭和40年代から衰退し、ほとんどの鉱山が閉山。土橋さんも一時は砥石だけで生活できず、農家などと兼業していました。それでもニッポンが誇るべき天然砥石の文化を守りたいと、採掘を続けてきたのです。「末永くみなさんに喜んでもらえるような砥石を掘り出して、お役に立っていきたいと思っております」と話す土橋さんに、「本当に心から応援しています」とジェゴシュさん。

この日、土橋さんに案内していただいたのは大阪・北新地。切れ味が鋭い包丁を使うと、味も違うことを知って欲しいと、土橋さんの天然砥石を愛用する料理人のもとに連れてきてくださったのです。包丁を研ぐところと大切に研ぎ続けて小さくなった30年目の柳刃包丁を見せていただき、感動。極上の砥石で研いだ包丁で作ったお造りも堪能し、「甘くてとろけますね、こんなイカ食べたことありません」と大絶賛! 見た目の美しさや食感はもちろん、味さえも左右する和包丁の切れ味を実感しました。

翌日、土橋さんはジェゴシュさんを自宅に招き、普段は公開していない特別な天然砥石の数々を見せてくださいました。しかも、その中のどれかで研がせてくださるというのです。「とてもありがたいのですが、こんなに価値があるものはおそれ多くて砥げません」と恐縮しますが、土橋さんが厳選した砥石で愛用する包丁を試し研ぎさせていただくことに。


まずは、丸尾山の前に掘っていた「一本松」という山の砥石。軽く濡らすだけで泥が出てくるのは、良い天然砥石の特徴のひとつです。お次は、50年以上前に先代が芦谷という山で採った砥石。なめらかさと独特の模様が特徴です。「天然砥石の好きなところは、研ぐほどに粒子が細かくなり、使い心地が良くなることです」。土橋さんも「そこなんですよ!」と笑顔で頷きます。「私は研いでいる時が一番幸せなんです」と話すジェゴシュさん......もちろん研いだ包丁は、新聞紙もトマトもスパッと切れるように! 試しに大根を切ったさゆりさんも、「ベリーグッド!」と太鼓判。

その後、夕食に招かれたジェゴシュさんは、ニッポンで最も食べたかったものの一つである「和牛」を、すき焼きでいただきます。ビールで乾杯した後は、地元の黒毛和牛「亀岡牛」や、初めて口にするタケノコを堪能。土橋さんご夫婦と和やかなひと時を過ごしました。


別れの時。「素晴らしい経験をたくさんさせていただき、感謝してもしきれません」。土橋さんに母国・ポーランドのお菓子を渡すと、土橋さんは日本研ぎ文化振興協会が監修した本と、ジェゴシュさんが肌触りに感動した天然砥石、丸尾山の白巣板をプレゼントしてくださいました。「本当にうれしいです。二人の優しさとおもてなしにはどれだけ感謝してもしきれません」。土橋さんご夫婦とハグをして別れを惜しみました。

200年以上受け継がれる和包丁の伝統製法と、包丁研ぎの技に感動


続いて向かったのは、大阪にある「堺刃物ミュージアム」。「包丁だらけです!」と嬉しそうに見て回ります。600年の伝統を持つ堺の打刃物は、プロ用料理包丁の全国シェア90%といわれ、世界からも圧倒的な支持を得ています。そこには、鍛冶職人と研ぎ職人による“究極の切れ味”を生む伝統の技があるのです。

実はジェゴシュさん、研ぎの技術を高め、知識を深めるために、自宅で包丁作りもしています。そこで、ぜひ伝統的な和包丁作りを学びたいと、200年以上続く鍛冶工房「榎並刃物製作所」を訪れました。五代目・榎並正さんは、火造りという昔ながらの方法で1本1本手作り。東京の老舗など、全国の名店で愛用されています。「切れ味」を生む硬さと、しなやかな「粘り」を合わせ持つ和包丁がどのように作られているのか、見せていただくことに。

軟らかい鉄と硬い鋼、性質の違う素材を合わせて作るのが、伝統的な和包丁の大きな特徴。まずは軟鉄の地金を1000度に熱した炉の中に入れます。次に、熱した地金の上に接合材をつけた鋼をのせ、炉の中の温度を1100度まで上げます。「一番大切なことは何ですか?」と聞くと、「温度です。温度を間違うと絶対だめなんで」と榎並さん。温度は材料の色を見て判断しているそう。1100度の色になったら炉から出して叩き、地金と鋼を接着。さらにベルトハンマーという機械で叩きます。熱しては叩き、鍛えることで、鉄が強くなっていくのです。


ジェゴシュさんも挑戦させていただきますが……振動が強すぎて狙った場所に機械を当てることができず、形が曲がってしまいました。榎並さんは何本作ってもまったく同じ形。何本でも同じ形、同じクオリティに仕上げるのがプロの仕事なのです。

表面を削る工程にも挑戦し、こちらは「上手!」と褒めていただきました。表面がきれいになったら包丁の形にカットし、ここからは包丁に命を吹き込む最も大切な工程「焼き入れ」に入ります。均一に熱が伝わるよう、包丁に薄く泥を塗り……炉の中へ入れて、色を正しく見極めるために部屋を暗くします。温度が800度前後になったら、水に浸けて一気に冷却。炉に戻して「焼き戻し」の工程に移ります。


榎並さんによると、焼き入れで水に浸けた段階では、鋼は硬いだけ。焼き戻しをすることによって鋼の柔軟性を出し、刃が欠けるのを防いでいるそう。ちなみに、焼き入れの際に火が回りすぎるとかえって切れ味が悪くなることから、腕が落ちることを「焼きが回る」というようになったのだとか。

鍛冶職人の仕事はここまで。とここで、榎並さんが、珍しい包丁を見せてくださいました。軟鉄と鋼を何層にも重ね、独特の模様を出す高度な技法で作られています。榎並さん、なんとこの包丁をプレゼント! ジェゴシュさんは、驚き恐縮しながらも貴重な包丁をいただきました。

続いて向かったのは、榎並さんに紹介していただいた、約120年続く研ぎ職人の三代目、職人歴50年以上の田原俊一さん。切れ味、耐久性、美しさを生む確かな技術に依頼が殺到。フランスの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」でも研ぎを指導する、堺を代表する職人です。


田原さんが作業をしている「田原製作所」で、榎並さんの工房で作った包丁を研ぐことに。まずは回転砥石で、手の感触だけを頼りに刃先を削り、鋼を研ぎ出していきます。求められるのは、切れ味が最も出る角度。特別に体験させていただきますが、同じ角度で当てられず、平らでなければならない面が段になってしまいました。「手の角度を決められるようになるまで、だいぶ修業しないとだめなんです」と田原さん。段になった部分を手直しした田原さんは、曲がった包丁を歪み取り棒でまっすぐにする方法も教えてくださいました。「初めて見ましたが、この道具は便利ですね!」と歪み取り棒を絶賛!


続いて、歪みを直した包丁を「バフ」と呼ばれる繊維で磨きあげます。美しく仕上げるために、金剛砂という研磨剤をつけ、杉の木でできた木砥(きど)で研ぐと、鋼の部分にツヤが! さらに、堺で代々受け継がれてきた伝統の「霞仕上げ」を施します。地金と鋼の境目を、天然砥石の粉を溶いたものでこすると、霞のように美しいぼかしが入るのです。
最後は、砥石で仕上げ。ジェゴシュさんの研ぎ方を見て「砥石をあてるのが上手い。僕が教えるほどでもないですよ」と田原さん。こうして、堺伝統の技が詰まった包丁が完成しました。

その後、田原さんの自宅に招かれ、夕食をごちそうになったジェゴシュさん。自作した包丁を田原さんに見ていただくと、「ここまでできたらすごいですよ」とお褒めの言葉をいただきました。お世話になった感謝を込めてポーランドのチョコレートを渡すと、スイーツが大好きという田原さんは大喜び。包丁の歪みを取る歪み取り棒と、霞仕上げ用の砥石をプレゼントしてくださいました。田原さんと再会を約束し、固い握手を交わします。

あれから3年。ジェゴシュさんからのビデオレターを、土橋さん、田原さんのもとに届けます。


帰国後、ジェゴシュさんには、ノミやカンナ、盆栽ハサミなど包丁以外の刃物研ぎの依頼が舞い込んでいました。包丁以外でも、仕上げに使うのは土橋さんにいただいた白巣板です。「結構使ってもらってるんちゃう? 厚みが減ってる気がする」と嬉しそうな土橋さん。包丁を研いでいるところを見た田原さんは、「本当に上手くなってます。すごい!」と感心します。

砥石の表面は一切の曇りがなく、包丁や指が映り込むほど。撮影していたイギリス人カメラマンの「鏡のように美しい」という言葉に、「本当に嬉しいですね」と土橋さん。研ぐこと1時間、納得の仕上がりに。「包丁を研ぐ時はいつも、田原さんの工房を思い出して一緒に研いでいる気持ちになります」。

ニッポン滞在中に撮影した写真も見せてくれました。その数は、2週間で5000枚! ニッポンの職人技を少しでも記録したいと、シャッターを押し続けたそう。納得できる品質の砥石を探して採掘している土橋さんや、作業をしている田原さん……その姿から伝統を守る職人の魂を感じていました。


たくさんの写真の中でも一番のお気に入りは……天然砥石に囲まれて大の字になった一枚! 土橋さんのお宅で貴重な天然砥石を見せていただいた時に撮影した写真です。「パラダイスにいる気分でした!」。

帰国後の2019年、母国・ポーランドで初となる包丁研ぎの講習会を開催。ジェゴシュさんが講師を務め、和包丁が好きな一般の方やプロの料理人、寿司職人など20人が参加したそう。1泊2日の合宿スタイルで、実技だけでなく講義も行い、朝10時から食事休憩以外10時間みっちりと刃物研ぎを伝えたといいます。

講習会で歪み取り棒を紹介すると、こんなに簡単に歪みが直せる道具は初めて見たと、驚かれたそう。田原さんも「それだけ喜んでいただければ、ほんまに嬉しいですね」と笑顔に。今回の講師代は無料。「ニッポンで学んだ知識も無料でしたから」という言葉に、土橋さんご夫婦は感心しきりでした。

この日、ジェゴシュさんが訪ねたのは友人のスコットさん。実はスコットさん、職人歴10年のプロの包丁研ぎ師で、工房には人造砥石や天然砥石など約30種類が並びます。中でもお気に入りは、なんと土橋さんの白巣板! これには土橋さんも驚いた様子。もともとアメリカ人男性が持っていたもので、長い間白巣板を探していたスコットさんは、愛用していた包丁と交換してもらったそう。

土橋さんの砥石を愛用する2人はすっかり意気投合! 「この砥石をもらったなんて信じられない! 僕なら気絶しちゃうよ」とスコットさん。ジェゴシュさんは、包丁研ぎを仕事にするスコットさんに、自作した歪み取り棒をプレゼントします。「(歪み取り棒が)広がってんやと思ったらすごいと思いますね」と田原さん。


現在ジェゴシュさんは、ドアを製造する工房で職人として働いています。ニッポンの大工道具で行燈も自作。組子をネットで勉強しながら、3ヵ月かけて作ったそう。興味は包丁だけでなく大工道具へも広がり、ニッポンの職人技への憧れは強くなるばかり。「僕には学びたいことが山ほどあります。だからニッポンに戻って、最高の職人技をもっと学びたいです」。

帰国してからも頑張っている姿に感激した田原さんは、「研ぎ方教室を一緒にやりたいと思っていますので、その時はいつでも協力させてもらいます」と呼び掛けました。
土橋さんも、ジェゴシュさんの砥石への愛を感じ、「本当に、今お会いしたい。行きたいくらいですね、ロンドンに」。そこで、遠く離れた絆を、中継でもう一度結んじゃいました!


土橋さんとジェゴシュさんを中継でつなぎます。顔を合わせるのは3年ぶり! 「今はカンナとかノミを研がれているんですね」と土橋さん。ジェゴシュさんは、カンナを研ぐのは難しいと話しますが、カンナの刃を見せると、土橋さんに「きれいに研げているじゃないですか」と褒めていただきました。「もっともっと練習が必要です。いつの日か、きれいに研げたものを見せに行きますね!」とジェゴシュさん。

土橋さんの後継者の話に。ジェゴシュさんは後を継ぐ人がいるのか心配していましたが、土橋さんの息子さんが継ぐことになったそうで、これには一安心。まだまだ話は尽きませんが、続きは再会した時に。最後はお互い笑顔で「ありがとうございました!」と手を振りました。

ジェゴシュさんをニッポンにご招待したら、研ぎ職人さんたちと熱い絆を結び、ヨーロッパでたくさんの人に、研ぎの文化を広めていました!

この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!



10月25日(月)夜8時放送! 月曜プレミア8「世界!ニッポン行きたい人応援団」は、【ニッポンにご招待したら人生変わっちゃった!感謝のビデオレターが届いちゃいました!】をお届け!

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「“しょうゆと木桶”作りを学びたい!」
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どうぞお楽しみに!