今年のゴジラ・フェス新規特撮は「ゴジラVSヘドラ」!工業地帯で怪獣アクション
11月3日にYouTubeで無料配信予定のイベント「ゴジラ・フェス 2021」のコンテンツ詳細が20日に発表。昨年の同フェスで好評を呼んだ、新規撮り下ろし特撮映像の第2弾が「ゴジラ VS ヘドラ」になることが明かされ、15秒の特報映像が公開された。
「ゴジラ VS ヘドラ」は、昨年の「ゴジラ・フェス オンライン2020」で好評を呼んだ、中川和博監督による新規特撮「ゴジラ ゴジラ・フェスに現る」の第2弾。1971年に公開された『ゴジラ対ヘドラ』から50年となる節目の年に、公害怪獣ヘドラと怪獣王ゴジラが、工業地帯を舞台にバトルを繰り広げる。
「今回のテーマはズバリ“怪獣アクション”です」という中川監督は「怪獣同士が出会って、闘いが始まる。問答無用のワクワクがそこにはあります。VFX全盛の今だからこそ、特撮ならではのライブ感満載の熱いバトルにご期待ください!」とコメントしている。
撮影には『ゴジラ FINAL WARS』(2004)で実際に使われたゴジラとヘドラのスーツを使用。東宝スタジオ敷地内に前作の3倍近くの広さで建込みを行い、9月中旬、季節外れの炎天下のなか、工業地帯のオープンセットで3日間にわたって撮影された。オープニングとエンディングの映像は、画家の中山晃子が担当。『ゴジラ対ヘドラ』の世界観を再解釈した流動映像が二大怪獣のバトルを彩る。
そのほか今年のフェスでは、トークイベント「居酒屋ゴジラ」に、初の海外ゲストとして『ゴジラvsコング』のアダム・ウィンガード監督が出演。吹替版に参加し、熱狂的なゴジラファンでも知られるフリーアナウンサーの笠井信輔との対談が実現する。
さらに、アニメ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」の高橋敦史(監督)と円城塔(シリーズ構成・脚本)によるトークショー、モスラの歴史を講談と落語で伝える「モスラ寄席 〜モスラとある家族の三代記〜」、『モスラ』の4Kデジタルリマスター作業を追った 「『モスラ』4K 復活プロジェクト 〜デジタルリマスター作業完全密着〜」、フィギュアを紹介する「ゴジラ・ストア TV 〜秋のフィギュア祭り!〜」の配信を予定している。(編集部・入倉功一)
「ゴジラ・フェス 2021」は2021年11月3日(水・祝)12:00〜19:00頃まで配信予定/配信プラットフォーム:YouTube LIVE(Godzilla Channel ゴジラ(東宝特撮)チャンネル)