渡り鳥であるハヤブサは大陸さえも超えて移動します。

南アフリカのハヤブサにトラッキングシステムをつけて、移動距離やルートを調査したマップがすさまじいと、海外サイトで話題を集めていました。

 

A female falcon was equipped with a satellite tracking system in South Africa before migrating to Finland. : Reddit/ChemBioJ,rzierik - Pixabay


南アフリカからフィンランドまでほぼ一直線。

渡り鳥のナビゲーション能力は優秀で研究者を驚かせるほどですが、トラッキングからもよくわかります。

1万kmの距離を到達するまでに42日。1日平均で230km進んだ計算になります。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●タグをつけた鳥たちの「フライトレーダー24」みたいなサイトが欲しい。あるいはトラッキングされたどんな動物でも興味深い。

↑このサイトで楽しんで!
(OCEARCH Shark Tracker)

●これは素晴らしいマップ! 興味深いトピックだね。

↑ロシアと中近東を避けているのが気に入った。

●いったいハヤブサは、どんな生涯を送っているんだ。

↑すでに自分よりずっと遠い距離を旅しているよ。自分は飛行機や船がないと自国も出られない。

↑もう鳥として生きたい。

●明らかにスーダンの対空機関砲を避けている。

↑それはいいジョークだ。スーダンのサハラを避けて食べ物や水を求めているね。

●クレイジーなのは、砂漠を避けても元のルートに戻っているところ。

↑見たところ、鳥たちは水の上を渡りたくないようだ。

●水の上を長く飛ぶのを避けている。5年以上前にワシの説明を見た。

↑その通りだね。ハヤブサは食べ物や休憩のために陸地に滞在する。

●これはアフリカのハヤブサ? それともヨーロッパのハヤブサ? ココナツを運べるのかな?

●意図的にエジプトの砂漠を避けて地中海に沿っているね。そしてまた同じ経線に戻っている。感心したよ。


日本に生息する亜種ハヤブサは渡ることはなく、亜種オオハヤブサは越冬のために飛来することがあるとのことです。

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