“偽のがん闘病疑惑”の韓国人歌手に新たな暴露「後援金で風俗店通い」「チップで数百万ウォン」

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嘘のがん闘病疑惑が浮上した歌手チェ・ソンボンが後援金の返却を明らかにした一方で、後援金のほとんどを遊興費に使用していたという暴露が登場し、衝撃が走っている。

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チェ・ソンボンは10月12日、自身のYouTubeチャンネルで極端な選択を示唆するライブ放送を行った。幸いにも、ライブを視聴していたファンの通報で現場に消防士が出動したことで事態は収拾した。

同日、チェ・ソンボンは自身のファンカフェに「まずは物議を醸し傷心を抱かせてしまい申し訳ない。大切な後援金を返してほしいという会員には当然お返しする。だが、申し訳ないことに現在私が持っているお金は6万5480ウォン(約6500円)だ。何としても準備し、後援金を渡して去りたい」と伝えた。

ただ、物議の原因となっているがん闘病の真偽について、チェ・ソンボンは言及しなかった。これに対し真偽を問うコメントが掲載され、事実かどうかを追求する雰囲気が作られると、チェ・ソンボンは直ちに投稿を削除した。

(写真=チェ・ソンボンのInstagram)チェ・ソンボン
「1カ月の飲み代3000万ウォン」

がん闘病中だとして後援金を集めていたチェ・ソンボンは最近、ユーチューバーのイ・ジンホによって闘病が虚偽であるという疑惑が浮上した。

イ・ジンホは自身のYouTubeチャンネルで「衝撃!チェ・ソンボンの録音記録公開…虚偽のがん闘病の実態」というタイトルの動画を公開。チェ・ソンボンが虚偽のがん闘病を企て、後援金を受け取ったという疑惑を提起した。

動画では、実際にチェ・ソンボンと酒を飲んだという女性が彼と交わした会話の内容が公開。そこでは、がん患者であるはずのチェ・ソンボンが飲酒と喫煙をしているという内容が含まれていた。

また、チェ・ソンボンが着ている服に病院の名称が書かれていないことから、ネット上で購入できる患者服であるという疑いも持たれた。

これらの疑惑が提起されると、チェ・ソンボンはがん闘病の診断書を公開して疑惑を否定。そして、ライブ放送で極端な選択を示唆し、議論を呼んだ。

この事件の同日、イ・ジンホは再びライブ放送を行うと、チェ・ソンボンが受け取った後援金のほとんどを遊興費に使用したと暴露。後援金を返却して新たな出発をしなければならないと主張した。

イ・ジンホは「“テンプロ”と呼ばれる風俗店に常連として通い、店に行くたびに数百万ウォン(数十万円)に上るチップを接待女性に渡したほどだ。一緒に行った友人の分もすべて自身の金で決済した。こうした大盤振る舞いのため、彦州(オンジュ)駅近くの風俗店では有名だった」とし、「知人たちの言葉によると贅沢がひどい人物。1カ月間の飲み代だけで3000万ウォン(約300万円)以上も使った。ガールフレンドにはアウディをプレゼントしたという」と明らかにした。

2011年のタレント発掘番組『コリア・ゴッド・タレント』で準優勝し、歌手デビューを果たしたチェ・ソンボンは最近、大腸がんステージ3の闘病中で肺や前立腺などに転移したため、時限付きの人生を送っていると主張していた。