「雪見だいふくみたいなパン」

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ファミリーマートで新商品「雪見だいふくみたいなパン」が登場した。ロッテのアイス「雪見だいふく」の、もちのような食感のバニラアイスの味わいを表現した菓子パンだ。2021年9月28日に発売された。「ライブドアニュース」公式ツイッターが発売情報をツイートしたところ7000件以上の「いいね」を獲得するなど、一定の注目を集めている。

常温で販売されているが、本家「雪見だいふく」がアイスなだけに、「冷やしたらおいしいかも?」と気になっている様子のツイッターユーザーも複数みられる。実際に試した。

冷たくしたら「こ、これは」

まずは常温。さらっとした白い粉が全体に散りばめられたパンに、クリームが挟んである。上側のパンを取って中を見る。バニラミルククリームの上にシート上の「求肥(ぎゅうひ)」、さらにホイップクリームが乗っている。

そのままかじりついた。ふんわりとしたパンの食感の後に、求肥のもっちり感覚がついてくる。そこに、バニラミルクとホイップクリームの強烈な甘みが合わさる。確かに、味は雪見だいふくによく似ている。パンの体積が比較的大きいため、「雪見だいふく入りのパン」という印象だ。

次に、冷蔵庫で3時間冷やす。裏面の保存方法表記には「直射日光・高温多湿をさけて保存してください」とだけあるが、冷蔵してもいける味なのか。

冷やしても、見た目や手触りに変わりはない。実食といこう。パンや求肥の硬さにも変化はなかった。一方で、冷たくなったクリームと求肥の喉越しが心地いい。ひんやりとしたことで、アイスクリーム感が増し、本物の雪見だいふくの味わいにかなり近くなったように感じた。これは「アリ」だろう。

「本家」のように冷凍すると

最後に、「雪見だいふくみたいなパン」を6時間冷凍庫に入れた。取り出すと、パンの表面がカチカチに硬い。なんとか食べられるが、噛んでいて疲れる硬さだ。

ただ、内部の求肥とクリームはほとんど固まらず、相変わらずもっちりとしている。また冷蔵よりも低温なため、この部分に限ってはさらに雪見だいふくに近づいた印象だ。とにかくパンが硬くなることから、そのまま冷凍するのはあまり推奨できない。