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 高知県高知市に住む66歳無職の女が、観葉植物を盗んだとして逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。

 女は9月10日夜から11日にかけ、高知市内の40代女性宅に侵入。5000円相当の観葉植物1本を盗み出すと、スマートフォン向けフリーマーケットアプリ「メルカリ」に出品した。

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 被害女性がメルカリに自分が盗まれた観葉植物に似たものが出品されている様子を発見し、自ら購入。その後、警察が出品記録や配送記録などを調べた結果、高知市曙町に住む66歳女の犯行である可能性が高まり、窃盗の疑いで逮捕した。警察によると、女の自宅からは盆栽や鉢植えなど、複数の植物が発見され、押収したという。

 取り調べに対し、女は「私が一人でやった」「生活費欲しさのためにやった」などと容疑を認めている。警察は余罪の可能性もあると見て、調べを進めていく方針だ。他人が趣味で育てている観葉植物を盗み、ネット転売し私服を肥やそうとするとは、驚きだ。

 信じがたい犯罪に、「許せないね。他人が趣味で育てたものなのに」「しっかりとした刑罰を与えてほしい」「転売するために盗みに入って売るという考え方に腹が立つ。売りたいなら、自分で育てて売ればいいじゃないか」「発想がクソすぎる。許せない」と怒りの声が相次いでいる状況だ。

 フリマアプリに盗品が出品されるケースは多々あり、そのたびに「運営会社が出品された商品が適切であるか否かチェックするべきだ」という声が上がるのだが、現状そのような体制になっていない。フリマアプリの性善説が限界に来ている。