USBハブと外付けHDD/SSDを持ち歩いてるなら一緒にしちゃえば良くない?

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機動性を重視した薄型スリムなノートPCでは、拡張ポートが極端に限られることもあるし、内蔵ストレージの容量もやや控えめだったりしますよね。

数少ない貴重なポートを多用途に活用するならUSB Type-Cハブやドッキングステーションは必携だし、容量の大きなデータは外付けHDDなどに入れて保存しておくという手もある。上手な使いこなし方はいろいろあるけど、冷静になって考えてみたら「そういえば、PCとドックとHDD、いっつも一緒に持ち歩いているわ…」なんてユーザーもいるかもしれません。

それじゃとりあえず、ドックとHDDを一緒にしちゃいましょうか! ということで紹介するのが、エレコムの新製品「LGB-DHUPD」(7612円)。ストレージを内蔵できるドッキングステーションというべきか、ドック機能を備えた2.5インチストレージケースというべきか、とにかくふたつの機能を一体化させたアイデアグッズです。

「LGB-DHUPD」は、HDMIポートを1ポート、USB Type-Aを2ポート、それに充電可能なUSB Type-Cを1ポート搭載するUSB Type-Cドッキングステーション。

PCやタブレット、スマートフォンなどに搭載されたUSB Type-Cポートに接続することで、さまざまな周辺機器へと機能を拡張できます。


HDMIポートは4K/30Hzの映像出力に対応、USB Type-Aは2ポートいずれもUSB3.2(Gen1) をサポート。

 

またUSB Type-Cポートは最大100Wの電力をデバイス/PC本体に供給できるUSB Power Deliveryに対応。各種周辺機器を使いながら、同時にPCやタブレットなどを充電することもできるようになっています。

…と、ここまでは一般的なドッキングステーションと変わらないのですが、この「LGB-DHUPD」がユニークなのはここからです。

まず本体トップカバーは手で回して外せるようになっていて、このカバーを外すと現れるのは7mm/9.5mmの内蔵用2.5インチHDD/SSDが収納できるスペース。つまりこれ自体が“ガワ”の役割を果たしており、ユーザーが別途購入したHDDもしくはSSDを組み込むことで、「LGB-DHUPD」自体を外付けストレージとして使うことができるのです。

ドッキングステーションと外付けHDDを別々に持ち歩かなくて済むとなれば忘れ物や紛失の予防にもなるし、「外付けHDDを読みだすために、ドックをかませる」という“ひと手間”が省けるのも面倒くさがりにはうれしいポイント。ストレージの組み込みには特別な工具は不要、目的に応じて容量やストレージの種類を選べる自由度の高さも魅力です。

本体サイズは130×130mmで厚みは29mm、重量はケースのみで225g。内蔵用ストレージを外付け化するケースと聞くとちょっとマニアックな気がしますが、トップカバーにファブリック素材を使ったデザインは意外とお洒落でスタイリッシュ。PCやタブレットと接続するためのケーブルの長さは約60cmと長めですが、本体底面に巻きつけて収納できるので保管や携帯もラクラクです。

>> エレコム「ドッキングステーション機能搭載 2.5インチ外付けHDD/SSDケース LGB-DHUPD」

<文/&GP>

 

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