西川貴教⒞「超ライブ配信祭〜4th Anniversary〜」

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 西川貴教(T.M.Revolution)が22日、オンライン配信された17LIVEのサービス開始4周年記念イベント「超ライブ配信祭〜4th Anniversary〜」にアイドルグループの=LOVE、≠MEと出演した。「超ライブ配信祭」は様々な部門ごとに日本一の“ライバー”を決定するアプリ内イベントの授賞式。西川はグランプリ表彰のプレゼンターとして登場した。

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 西川は 17LIVEで5月から自身の番組「西川貴教のニシナナ LIVE」を配信しているが、「始めて半年くらい。未熟ですが、楽しくやっています。絵のついたラジオという感覚で楽しませてもらっています」と感想を述べる。ライブでは他のライバーと交流することもあると述べ、「ライバーの皆さん、すごく温かくて。萎縮したりすることもなく、安心してできています。視聴者のコメントも楽しく毎回見させてもらっています。絵のついたラジオと言いましたけど、僕らがラジオを始めた頃はコメントはファックス。それが今はタイムラグなく飛び込んでくる。遠くてなかなか会いにいけない人にも見てもらえる」とやりがいを感じているとのこと。

 ネットでトークをライブ配信することについては「場所とか環境を選ばないのがいいと思います。初回の放送を地元滋賀県でやったり、これまではツアーがあると、配信ができる放送局を探さないといけなかったのに、そういうのを気にせず、自分の好きなタイミングで配信することができる」とメリットがあると力説。「僕らはお客様と直接お会いするのが大切だと思うんです。でも、今はこういうご時世。同時にこういうものがあることで、安心して楽しめることもある。選択肢がたくさんあることはいいこと」と17LIVEのようなライブ配信アプリにエールも送る。

 既存のライバーやこれからライバーをめざす層に対しては「特別なことを配信しないといけないと思いがちですけど、そうじゃなくて、普段の、自分の気持ちとかを、誰かと会話するように話せばいいと思います。あまり肩肘張らず、たくさんの人が見ている感覚でなく一対一の感覚でやるともっとハードル低く楽しめるのでは」とアドバイス。

 また、昨今ニュースになる“フェス”でのアーティストや観客のモラルの問題にも言及。「今、それこそフェスって聞くだけで拒否反応起こすようなフェスアレルギーになっている人が増えたと思います。お祭り騒ぎしたりとか、個人的な楽しみを優先させるとか……。そんな中でも人と人とを結びつける趣旨でルールを守って開催されるイベントもたくさんある。その人たちのためにも急いで物事を進めすぎず、国の対応を見ながら、慎重に準備して開催していけばいいと思う」と話す。さらに、一部で知事選など、政界進出が噂されることにも心の内を明かし、「おこがましい。僕ができることは限られていますから。変な噂はやめてください。可能性はゼロです」と噂を一蹴していた。

(取材・文:名鹿祥史)