21日午前9時の予想天気図。

写真拡大

21日(火)は、閉塞前線を伴った低気圧が渤海付近から中国東北区に進みます。また、閉塞前線の閉塞点から先の前線部分が日本海に進む予想です。一方、日本海北部付近の高気圧が日本の東に移動し、日本付近への張り出しを続ける見込みです。
21日も、20日(月)に続いて全国的に秋晴れとなるでしょう。ただ、高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込むため、午後になると東〜西日本の太平洋側の地域では、雲が広がり雨の降る所がある見込みです。また、朝鮮半島付近を東進してくる寒冷前線の影響で、九州北部では夜になると雷を伴った雨の降る所がありそうです。
今週のはじめは、高気圧の張り出しによって穏やかな天気となりますが、半ばになると、前線の通過でまたひと雨くるような予想です。

(気象予報士・吉田 信雄)