Vlogのクオリティを上げられる最新撮影用機器5選

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ここ数年でよく聞くようになったVlog(ブイログ)。ビデオブログの略で、これまで文章と静止画が主体だったBlogの内容を動画にしたものを指すのですが、明確な基準があるわけではなく、日常を切り取ったようなものから、自分が好きな、楽しいと思うもの、旅行の様子などを撮影した動画が多い印象です。これらVlogを主に製作している人はVlogger(ブイロガー)と呼ばれています。

YouTubeの人気がVlogの盛り上がりに一役買ったと言われていますが、今や動画のアップロード先はYouTubeだけでなくFacebookやTwitterなど多岐にわたり、誰もが手軽に動画を投稿できたり鑑賞できたりする状況になりました。

複雑で高度な編集は必要なく、撮ったものを切って貼って文字や音楽をのせるだけでもOKというハードルの低さも魅力のVlogですが、せっかくなら映像や音声はクオリティの高いものを撮りたいところ。そんなVlog撮影の手助けをしてくれる機器を5つご紹介しましょう。

 

1. 多機能三脚でさまざまなアングルから撮影

簡易的な自撮り棒に先にスマホを取り付けて撮影でもいいのですが、せっかくならさまざまなスタイルで撮りたいところ。ミニ三脚であるPGYTECH「MANTISPOD」は、三脚だけでなく手持ち用グリップ、そこからさらに伸ばして自撮りスタイル、さらには壁などに引っ掛けて固定するマンティスモードなど、さまざまな状態で使えます。固定アングルだけじゃ単調になりがちなVlogですが、角度を変えて撮影することで変化のある動画になりますよ。

>> 自在に置ける三脚でVlog撮影のバリエーションを増やそう!

 

2. ジンバルを使ってブレない動画に

Vlogといえば、歩きながら撮影した動画も定番です。でも歩きながらとなると、当然手ブレは起こります。でも手ブレを抑えようと意識すると、喋りなどに集中できなくなってしまいます。だったらドローンで有名なDJIが発売するスマホ用3軸ジンバル「DJI OM 5」がいいかもしれません。縦横回転方向のブレをスタビライザーが抑制し、歩きながらの撮影とは思えない安定した動画になりますよ。

>> スマホ動画のクオリティを上げる軽量かつコンパクトな「DJI OM 5」

 

3. ピンマイクで声をクリアに

スマホで撮影した自撮り動画をチェックすると必ず気になることがあります。それが音声。自分がしっかり入るように撮影すると、どうしてもスマホとの距離が出てきます。そうするとやはり周りの音も拾ってしまったり、自分の声が明瞭でなかったりといった問題が出てきます。それを解決するには、やはりマイクが必要。ゼンハイザーの「クリップオンマイク USB-C モバイルキット(XS LAV USB-C MOBILE KIT)」は、ピンマイクとマンフロット製のミニ三脚がセットになったもので、これがあれば自撮りしながら自分の声をキレイに拾えるようになりますよ。

>> ゼンハイザーのマイクとミニ三脚セットでスマホでVlog撮影の声をクリアに!

 

4. ワイヤレスピンマイクなら煩わしいケーブルもなし

ピンマイクはケーブルが気になるというのであれば、ワイヤレスにしてみるというのもアリ。SABINETEKの「SmartMike+」は、Bluetoothでスマホと接続できるワイヤレスマイクなので、自撮り棒の先に取り付けたスマホとの距離があっても問題なし。重さはたったの15gなので、襟元や胸ポケットなどに付けても気になりません。またポップアップノイズを抑制してくれるノイズキャンセリング機能を搭載するなど、性能もバッチリです。

>> ノイキャン付きのプロ仕様ワイヤレスマイクで動画の質をアップしよう!

 

5. レンズ交換式のVLOGCAM登場

もっと本格的なVlogを撮影したいなら、スマホではなくデジカメがオススメです。2020年に発売されたVlog撮影に特化したソニーのデジカメ「VLOGCAM ZV-1」がさらに進化し、レンズ交換が可能になった「ZV-E10」が登場しました。旅行や商品紹介、日常の何気ない光景など、さまざまなシチュエーションに最適な機能を搭載しつつ、レンズを変えることにより、さらに美しく精細な映像が撮影できるようになっています。最近はYouTuberでもレンズ交換式の高画質なデジカメを使用し、高画質な動画を撮影する人が増えています。それをさらに手軽に撮れるようにした、まさにVlog向きの高機能デジカメです。

>> 時は動画時代!ついにソニーのαからもレンズ交換式Vlogが出るって!

<文/&GP>

 

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