歌手の宇多田ヒカルが、吉高由里子が主演を務めるTBS金曜ドラマ『最愛』(10月スタート、毎週金曜22:00〜)の主題歌を手がけることが16日、明らかになった。

宇多田ヒカル (C)ソニー・ミュージックレーベルズ


宇多田がTBSドラマの主題歌を担当するのは、1999年放送の『魔女の条件』、2002年放送の『First Love』、2017年放送の日曜劇場『ごめん、愛してる』に続き4年ぶりで、金曜ドラマ枠では初めて。金曜ドラマ初主演の吉高と、金曜ドラマ初主題歌の宇多田。それぞれが初となる今回のコラボレーションが吉高の芝居にどう影響をもたらすか、そして宇多田の楽曲がドラマの世界観をどんなふうに彩るのか。なお、主題歌の音源や曲名はドラマの第1話放送でお披露目となる。

プロデューサーの新井順子氏は「夢にまで見た宇多田ヒカルさんの主題歌。『SAKURA ドロップス』をエンドレスに聞きながら企画書を作成したので、今回宇多田さんに楽曲を書き下ろしていただくことになり、歓喜しています!」と喜び、「ドラマ映像に宇多田さんの音楽が重なり作品が完成したとき、唯一無二の世界観が生まれることは間違いありません。楽曲は、第一話放送時に初公開となります。どんな世界が生まれるのか、どうぞご期待ください!」と呼びかけている。

本作は、殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。

実業家の主人公・真田梨央(さなだ・りお)役の吉高由里子、事件を追う刑事・宮崎大輝(みやざき・だいき)役の松下洸平、梨央の会社の弁護士・加瀬賢一郎(かせ・けんいちろう)役の井浦新をはじめ、薬師丸ひろ子、及川光博、光石研、田中みな実らが出演する。