2015年にミュージシャンのベンジー・マッデンと結婚した、女優のキャメロン・ディアス（49歳）。そんな彼女が、9月15日（現地時間）に親友のドリュー・バリモアがホストを務める『The Drew Barrymore Show』に出演し、今話題の「hardballing（ハードボーリング）」という恋愛術について語った。

hardballing（ハードボーリング）とは？

『Instyle』誌によると、hardballing（ハードボーリング）とは、「自分と見合わない相手に、無駄な時間を費やす必要はない」という前提で行動し、迅速かつ厳しい決断をすることなんだとか。

今海外でトレンドとなっている言葉で、マッチングアプリ「Hinge」のリレーションシップ・サイエンス部門のディレクターであるローガン・ユーリー氏は、次のように説明。

「『ハードボーリング』は新しい恋愛用語で、長期的なパートナーシップやカジュアルな交際かにかかわらず、相手が自分との関係に期待しているものを明確にすることを指します。その交際が真剣なものであろうとなかろうと、自分が何を求めているのかを率直に伝えるのです」「そして、すべてをさらけ出すことで、相手が自分と同じ考えを持っているかどうかがすぐに判断できます。駆け引きをしたり、時間を無駄にするのではなく、すぐ本題に入るのが『ハードボーリング』なのです」

キャメロンも「ハードボーリング」を支持！

親友のドリュー・バリモアがホストを務める『The Drew Barrymore Show』に出演し、「ハードボーリング」について語ったキャメロン。

すると、共演者のロス・マシューズは、自分の友人が自然と「ハードボーリング」をデートに取り入れていたことを告白。

「ある友人が『デート相手に見捨てられてばかりなの』と言い続けていたので、『最初のデートはどんな感じなの？』と聞いてみたんだ」「そうすると彼女は『子どもが欲しいかどうか聞くの』と言ったんだよ。私は『最初のデートで⁉ そういうときは子どもが欲しいかじゃなくて、ピザは好きかとか青い色は好きかって聞くんだよ』って答えたんだ」

これに対し、キャメロンはロスの友人について「彼女はナチュラルなハードボーラーだね」と返答。

「彼女は『これが私の望むこと。あなたも同じ？』って感じなんだね。だから、彼女は相手が自分の元を去っていったと思わず、『あなたは私に見合わないから、受け入れるスペースはないの』と思っていればいいんだよ。それでいいの」「そうすれば、少なくともお互いが一緒にいるべきでない理由が分かる。それがデートっていうものだと思うの」

正直な自分の想いを伝え、それに合う人を見つけることが“デート”だと語ったキャメロン。ロスも「自分が何を求めているのかを知るのは、とても重要なことだと思う」と彼女に同意し、みんなにアドバイスも送った。

「自分が求めるものを見つけたら、その意思を持ち続けることも大事。もし自分に合わないと思う部分を見つけたら、恐れずに次のステップに進むべきです」

さらにキャメロンも、もうひとつの賢明なアドバイスとして「相手があなたにすがりついていなければ、手放すべき」とも語った。

2020年4月にメイクアップアーティストのグッチ・ウエストマンのYouTubeシリーズ『Makeup & Friends』で、結婚や家族について明らかにしたキャメロン。

「私は結婚して本当に良かった。私にとっての最高な出来事は、夫に出会えたのはもちろん、お互いの繋がりや彼との友情、その他も色々あるの」

ベンジーとの結婚も、正直にお互いの心の内を見せあったからなのかもしれないですね！